#31(ビギナー・これから始める方の目安に)家庭菜園をするのに年間何時間必要なのか

m3-f blogブログです。
今回は家庭菜園ビギナーあるあると、この1年の体験から言える、「家庭菜園で野菜作りをするのに年間何時間必要なのか」をまとめてみました。

この記事はこんな方に☆

・これから家庭菜園を始める方や、少しやってみて難しいなと感じた方
・野菜作りに1年で何時間費やせばいいのか知っておきたい方
・季節ごとに、野菜作りでどんな作業があるのか知りたい方

2020年コロナ禍以降、家庭菜園を始める方は増えている

レクリエーションとしての市民農園・貸農園が生まれ、新しいニーズが登場し、エコ・ロハス・自然志向みたいなブームもあり、、

で、昨年のコロナ禍から、また家庭菜園始める方が増えているそうです。

家時間を活用して自分で野菜を作ってみよう!
①オーガニックで育てたら安心・安全で、栄養も豊富で免疫力高められる
②通勤時間などが減った分できた時間の有効活用に
③リフレッシュにもなるし、良い運動にもなる

こんな感じの動機で、スタートはご自宅のベランダやお庭から、など。

野菜作りビギナーの年間モチベーションあるある

僕自身もそうですが(笑)、10年近く、野菜作りを楽しむ(楽しもうとする)方たちをたくさん見てきて、日本の気候(四季の変化)に合わせて、面白いように気持ちのアップダウンがある、特に始めたばかりの方には、というのを体感してきました。

1年間の野菜作りとモチベーション

春~初夏
暖かく、日差しも増えてくる季節で、新年度・新生活といったワクワクもあり、育て始める野菜も多いのでモチベーション高い

梅雨
雨が多くなってくると、だんだん足が遠のいていく、、と同時に管理すべき野菜以外の草がどんどん生えてくる

真夏
日本の夏は気温も湿度も高くてとにかく暑い。畑には行けない、、
熱中症の危険もあり、例えば「子供と一緒に野菜作り、、」なんて考えていたが生易しいもんじゃなかった

秋雨・長雨・台風
秋冬野菜の季節で菜園に行きたいが、行きたくても行けない自然現象が次々やってくる、、

10~11月
心地よい!菜園日和が続いて畑にいる時間が長くとれる

12月~2月ごろ
そんなこんなで今度は寒い季節。夏と違ってする作業も少なく、育てる野菜も一見少ないので、また足が遠のく

一つの壁を越えるまでは、まぁこんな感じの変化が一年を通じて起こっていく方が、普通に多いです。

1年間で何時間、野菜作りに確保すればよいのか

たまたま僕は2020年、昨年の8月から、東京に普段は住まいながら、仕事で遠隔オペレーションの関西・東大阪で菜園の管理を始めました。
30㎡の大きさの菜園。少量多品目の野菜作りの管理をしています。

育ててる野菜とか、種類はこちらの記事にて。

記録が残っているので、ではこの菜園にこの一年間で何時間居たか

出張で対応しているので、
・1回の作業時間は限られている
・次に来るのは早くて2週間後~1か月後なのでそれを見越して準備しておく
・使用する資材はある程度の強風や虫対策を想定して用いる

という条件を見越してやってるので、「楽しむ」ということを踏まえると僕の時間×1.5くらいの数値かなとは思うのですが、この一年を振り返ってみるとこんな感じでした。2020年8月からです。

18月8日(土)耕運、種まき、植え付け
28月28日(金)植え付け、草刈り
310月2日(金)草刈り、植え付け、収穫
410月24日(土)草刈り、手入れ
510月31日(土)収穫、手入れ、植え付け
611月13日(金)草刈り、手入れ
712月1日(火)収穫、植え付け
812月26日(土)収穫
91月19日(火)収穫、植え付け
102月16日(火)収穫、耕運
113月16日(火)収穫、畝立て・準備
124月13日(火)春夏野菜植え付け
134月27日(火)春夏野菜植え付け、支柱立て
145月11日(火)夏野菜植え付け、手入れ、収穫
156月1日(火)収穫、手入れ
166月18日(金)収穫、手入れ
177月6日(火)夏野菜収穫
187月20日(火)夏野菜収穫、終了した野菜抜き取り・片付け

こんな感じでした。
1回の作業が平均3時間くらいだとすると、18回×3時間で、54時間/年
これくらいで、30㎡の菜園で、ペースをつかめれば、それなりの収穫と、周りにご迷惑をかけない程度の栽培・維持管理ができています。

年間80~100時間を目安に/30㎡(10坪程度)なら

家庭菜園初心者の方やこれから始める方の参考程度に、「要するに野菜作りに費やす時間をどれくらい想定しておけば大丈夫か」という目安は、最低限、

80~100時間/1年間・30㎡(10坪程度)

といったところでしょうか。
僕が1年間で動いた時間+あーだこーだ考えたり会話したり畑現地でのんびり楽しむ時間を加えて。

その中での時間配分は、季節・気候に合わせつつ、あとはその方々のライフスタイルや体調に合わせて。

楽しくて仕方なくて没頭してしまったらもちろん菜園での時間は増えるでしょうし。

その中で、栽培・維持・お楽しみの収穫 をこなしてゆけば、良い菜園ライフが作れるのでは、と思います。

この記事を書いた人
m3firm運営者

m3-f blogを運営しています。
京都市出身、現在は東京都江東区に住まい、妻と一緒に小学生&保育園の二人の子育て中。両親の介護で京都との二拠点生活です。
「野菜作りを楽しむ」をコンセプトにした家庭菜園や農体験の運営を仕事として10年やってきました。今は独立して様々な情報発信などのお仕事と、不動産の管理などをしています。

2023年11月3日

Posted by m3-f.site