#423 七草粥×家庭菜園。人日の節句。京都風お餅入り

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昨日(1月7日)は、人日(じんじ)の節句で、七草粥を食べる風習のある日。先日は「相葉マナブ」でお馴染みのキンパ釜めしを作った、家庭用ガスコンロで炊ける「釜炊き三昧」を使って、今度はお粥に挑戦です。

この記事のPoint☆

・家庭菜園で採れた「七草」を使って七草がゆを
・節句、七草がゆを京風で作ってみました
京風のお餅入り七草がゆ

春の七草、七草粥について

正月7日は、人日の節句の日。「人を大切にする」という意味を持つ「人日。
節句は1年に5回あって、

・1月7日(人日)
・3月3日(上巳)
・5月5日(端午)
・7月7日(七夕)
・9月9日(重陽)

季節の節目となるこの節句の1日ですね。
七草粥は平安の頃に中国から伝わったといわれ、もともと、七種類の野菜が入った汁を食べて、無病息災を願ったと言われてきました。
日本では、「若菜摘み」という風習と相まって、七草粥を食べる文化になったようです。

病気をしない・何事も達者になる、という無病息災のほかに、「健康長寿」も願われます。

葉物野菜の接種が不足しがちな時期にしっかり取り入れよう、ということと、お正月のご馳走で疲れた胃腸をいたわるためにお粥を、という意味合いで最近は広められることも多いですね。

春の七草について

春の七草です。

●芹(せり)
●薺(なずな)
●御形(ごぎょう)
●繁縷(はこべら)
●仏の座(ほとけのざ)
●菘(すずな)
●蘿蔔(すずしろ)

せりには、勝負に競り勝つ
御形は、仏の体に
繁縷は、繁栄がはびこる
など、草の名前からいわれのある効果が、それぞれ込められているんですね。

薺は、いわゆる「ぺんぺん草」、菘は家庭菜園でいう「カブ」、蘿蔔は「ダイコン」ですね。

↑蘿蔔。家庭菜園で採れたの使いました。

釜炊きで、京都風に作ってみます

先日のブログで、テレビ朝日系「相葉マナブ」で大人気だったキンパ釜めしを、家庭用ガスコンロで炊く「釜炊き三昧」を使って2合作りましたが、今回もこの釜炊きで、お粥を1合作ります。
前回のブログはこちら。

そして、せっかくなので今回年末に帰省できなかった、「京都」風に。
京都の七草粥にはお餅(関西では丸餅)が入ることが多いので、お餅を入れました。※子供たちにも食べやすいようにカット餅を使いました。

京都では寺社仏閣で、七草粥や小豆粥の振る舞いが行事としてありますね。

最近はコロナ禍対応もあるので、実施スケジュールや内容は事前にお確かめください。

レシピと、作る手順

京都風七草粥×釜炊き三昧(お米1合分)

お米1合
850ml
七草各種を適量
だしの素小さじ1
小さじ1
お餅丸餅1個分

準備、下ごしらえ

七草は細かくカットしておきます。
菘(カブ)、蘿蔔(ダイコン)は、意味合いからすると葉っぱの部分だけを使うのが七草粥本来ですが、せっかくなので胚軸・根の部分もいただきます。

お米を炊き、七草を投入するタイミング

釜炊き三昧を使った七草粥だと、これがベストでした。

①お米を洗い、浸水(1時間以上)
②炊き込み用の水(850ml)で、加熱、沸騰させる
③沸いたら、弱火にして、7分間炊き込む
④その途中、「3分経過時」に、七草・だしの素・塩を投入して、残り4分炊く
⑤7分経過したら、火を止め、今度は15分蒸す

別茹でした餅を入れて完成です

15分蒸したら、七草粥は完成、これに、別茹でで柔らかくしたお餅を乗せて、出来上がりです。

お餅は少量でも「別茹で」。沸騰してから2分ゆでるのが美味しく&柔らかくするポイント。

まとめ ~合わせて読みたい記事

柔らかお餅が乗って、ごはんもほどよい硬さで美味しく炊き上がりました。

炊き方にこだわった釜で作ったご飯のお粥なので、とても美味かったです。

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京都市出身、現在は東京都江東区に住まい、妻と一緒に小学生&保育園の二人の子育て中。両親の介護で京都との二拠点生活です。
「野菜作りを楽しむ」をコンセプトにした家庭菜園や農体験の運営を仕事として10年やってきました。今は独立して様々な情報発信などのお仕事と、不動産の管理などをしています。

2024年6月5日

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