【実録】サービス付き高齢者住宅(サ高住)の費用はいくら?父の入居から2年間の月額と初期費用を公開
2024年から父が約2年間お世話になった、京都のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)。遠距離介護を続ける僕が、実際に支払った初期費用や毎月の内訳をまとめました。「サ高住を検討しているけれど、具体的な金額が知りたい」という方の参考になれば幸いです。
はじめに:父が過ごしたサ高住の概要
僕の親が2024年から入居した、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)について振り返ってみようと思います。父が入居し、2025年12月に旅立つまでの約2年間を過ごした場所です。
建物は5階建てで、父の部屋は2階にありました。専有面積は約25㎡。トイレ、洗面、浴室、IHキッチン、収納が備わった、いわゆる「ミニマムな1K」のような間取りです。契約形態は「普通建物賃貸借契約」で、ここからは実際にかかった費用の詳細をお伝えします。
初期費用:入居時に支払った合計金額
入居にあたって、まずまとまった資金が必要でした。父のケースで、入居時に支払った総額は約60万円です。内訳は以下の通りです。
- 敷金: 約21万円
- 前払い一時金: 入居月の日割り分 + 翌月分の月額費用 (賃料、共益費、基本サービス費、水道代、食事代などを含む)
サ高住は一般的な賃貸に近い仕組みのため、入居時に多額の一時金を積む施設と比べると、初期費用のハードルは比較的抑えられた印象でした。
月額費用:毎月の請求額の内訳(24万~26万円)
毎月の支払いは、日数の違いや食事の回数によって変動しますが、消費税込みでおよそ24万〜26万円が目安でした。主な内訳は以下の通りです。
- 固定費
- 家賃:約11万円
- 共益費:約2万円
- 水道代:約2,000円(固定)
- 基本サービス・食事
- 食事サービス(3食を食堂で提供):約6万円
- 定期巡回・随時対応型訪問介護看護:約3.5万円
- 介護サービス・その他
- 個別介護サービス費(頻度による):約1.5万〜2万円
- 福祉用具レンタル(介護ベッド・浴室用品など):自己負担分
父の場合は、施設標準の定期巡回サービスに加え、体調に合わせた個別の介護ケアや備品レンタルを利用していたため、これらが月々の変動要素となりました。
この施設を選んだ4つの決め手
多くの候補の中から、なぜこのサ高住を選んだのか。そこには「遠距離介護」ならではの事情と、両親のライフスタイルへのこだわりがありました。
- アクセスの良さ: 東京から京都へ通う僕にとって、京都駅や実家からの動線が非常に効率的でした。
- 当時の認定区分: 入居時、父は「要支援1」だったため、両親が一緒に入れる施設には制限がありましたが、ここは柔軟に対応いただけました。
- 「別々の部屋」という選択: 父母が同じ建物内にいながら、あえて別々の部屋でプライバシーを保ちつつ生活できる環境が理想的でした。
- 安心のサポート体制: 見学時のスタッフさんの対応や、3食しっかり食堂で食べられる安心感が決め手となりました。
まとめ
同じタイミングで母も別の部屋を契約したため、入居時は同様の費用がかかりました。介護度(母は要介護1でした)によって負担額に差は出ましたが、結果として、両親がそれぞれ自分たちのペースを守りながら過ごせたことは、家族として最善の選択だったのではないかと感じています。
当時は手続きや費用のやりくりに奔走しましたが、今となっては、父が穏やかな環境で最期まで過ごせたことに、心から安堵しているのでした。
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