#145 車の擦り傷をタッチアップペンで補修する【前編・第1工程】
m3-f.site のりもの部ブログです。
子どもを乗っけてちょっと慌てて家を出た際に、ちょっと自宅のコンクリートブロックに擦ってしまいまして、、
①車の擦り傷をDIY的に塗装しようと思っている方
②初めて車に傷をつけてしまった方
③タッチアップペンを使って車の傷を補修しようとしている方
フロント左の一部です。ちなみに車種はHONDA N-VAN(カラー:ガーデングリーン)です。
タッチアップペンで自力で補修する
知り合いの車屋さんにいろいろ教えてもらい、この程度の傷であれば「タッチアップペン」で自力でやるのが一番手っ取り早くコスパ的にも、ってことだったのでやってみました。
備忘録的に使った資材も一覧にしてみました。
記事を読んでいただいた皆様には参考になればと思います。
用意した資材
使った資材です
用意した資材① | タッチアップペン(車種・カラーに合わせて) |
用意した資材① | コンバウンド |
用意した資材① | コンバウンドスポンジ |
用意した資材① | サンドペーパー(耐水ペーパー) |
用意した資材② | シリコンオフ |
用意した資材② | ワックス |
用意した資材② | マスキングテープ |
このほか、洗うための水、拭き取り用の布巾を用意します。
それぞれの資材の役割は各項目のところで!
第1工程その① 傷口を洗う
まずは初日(1回目作業)である第1工程です。
傷口に水で良く洗い、水気を拭き取ります。滑らかな仕上がりにするためにはひと手間かけましょう。
第1工程その② コンバウンドで磨く
ここから資材の登場。まずは、コンバウンドスポンジに、コンバウンドを練り出して、磨きます。
コンバウンドスポンジは「黒の面」を使います。
今回は小さな傷だったので、コンバウンドはトライアルキットを購入しました。「極細」のものをここでは使います。
コンパウンド:
車についた傷を滑らかにする研磨剤です。コンパウンド=混合物という意味です。
第1工程その③ 耐水ペーパーで磨く
耐水ペーパーで、傷の中のさびや汚れを落とす工程です。
このときに、傷口のまわりのささくれなども奇麗に磨いてしまいましょう。
フラットになってこのあときれいに仕上がっていきます
耐水ペーパー:
水をつけて使うことが可能なヤスリ。品番号が大きくなるにつれて目が細かくなる。
今回の作業では1000番を使用しました。
耐水ペーパーを使用した直後はこんな感じになりました。
第1工程その④ シリコンオフで表面脱脂
そして次の工程は「シリコンオフ」。
シリコンオフ:
車の表面についた汚れを落とすためのスプレー。
ほとんどが油汚れのため、シリコンオフを吹きかけるとその油が分解されて綺麗になる。
シリコンオフを吹きかけるとこうなります。ここが、純粋な塗装箇所、というわけですね。
第1工程その⑤ マスキングテープを貼って、傷口を塗装
次の工程です
ここからは塗装パートになるので、マスキングテープで囲いを作ります。
そして、いよいよタッチアップペンの登場です。
タッチアップペンは、伸ばして塗るのではなく、点を打つように傷口を埋めていきます。
そして、一度だけでは塗りきれないので、塗る→乾燥→塗る を繰り返していきます。
乾燥時間は約20分と言われます。
今回の作業でも、塗る→乾燥を3回繰り返しました。
タッチアップペン:
傷を目立たなくするだけでなく、錆まで防げる優れモノの塗料。
純正品と社外品が市場には存在しています。
もちろん純正品に越したことはないのですが、コスパを考えると、社外品でも十分機能します。
今回も、社外品を安く仕入れて使用しました。
↑こちらは対象車の「Honda ガーデングリーン」のタッチアップペンです。ここのカラーをご自身の車種に合わせて選びましょう。
車のキズ補修 第1工程のまとめ~次回へ
タッチアップペンでの塗装を3回繰り返し、この日時点での仕上がりはこんな感じです。
マスキングテープを剥がした直後。
これで、1週間置きます。※その間、普通に車は運転します。
1週間後に、仕上げ作業と、ワックスがけなどを行います。
ブログも今回はここまで、初日作業で行ったのは、
① 傷口を洗う
② コンバウンドで磨く
③ 耐水ペーパーで磨く
④ シリコンオフで表面脱脂
⑤ マスキングテープを貼って、傷口を塗装
という工程でした。
次回約1週間後に仕上げ作業。続きの記事もお楽しみに~
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