#063 屋上菜園で立派なダイコン&コカブが収穫できた話し

m3-f.site 菜園部ブログです。
都内でお仕事している屋上菜園の管理で、先日立派なダイコン&コカブが収穫できました。

この記事をこんな方に☆

・屋上菜園を始めようと思っている方
・江戸東京野菜を家庭菜園で育てたい方
・ダイコン、コカブの栽培のコツを知りたい方

育て始めたのは固定種・江戸東京野菜

育て始めたアブラナ科の野菜

亀戸ダイコン:江戸末期に今の江東区・亀戸で栽培が始まった細身の白首ダイコン
金町コカブ:緻密で葉もカブもとてもやわらかく風味が良い 今の東京葛飾・金町で生まれた

この菜園で栽培する野菜は、固定種・オーガニック・無農薬な栽培でやってみたい!というオーダーがあったので、こちらの松尾農園さんから種を購入させていただき、

8月26日に播種してスタートしました。

↑左がダイコンの種、右がコカブです。

カブ、ダイコンともに発芽~生育順調

しばらくは順調に成長しました。

9月2日、発芽を確認

約1週間で、芽が出ていました

9月8日双葉が大きく育つ

さらに約1週間。双葉が大きく育ってきていました。

写真はメンテナンスの時に撮っていますが、栽培期間中はずっとネットの中で防虫管理しながら育てています。

9月11日さらに大きく、同時に虫もたくさん集まる

この育ててる横に挿してある黄色のシート。
防虫対策の粘着シートです。ネットの中なので葉に蝶が卵を産むのは防げていますが、中のコバエがたくさん採れました。

このまだ気温が高い時期は、1週間~10日に1枚交換していました。

9月下旬~10月、実ができてきました

実ができてきます

9月20日、本葉が大きく育ってきました

カブとダイコン、葉の特徴が出てきて、はっきり見わけがつくようになっていました。
ちなみに今回、カブはすじまき、ダイコンは点まきで育てました。

1回目の間引き作業、土寄せをしました

9月25日 ネットにつっかえそうなくらい葉が大きくなる

ネットの外から。
よく見ると葉に細かな虫食いがありますが、オーガニック・無農薬なのでこれくらいはご愛敬。
もうネットの天井に届きそうなくらいになってきています。

10月4日、間引き収穫

この日2度目の間引き作業と土寄せ
ただ、間引きといっても、目標の半分くらいの大きさに立派にできていました。

これだけ葉が元気にすくすく育つので、現状の土壌に十分な窒素分があると思われます。
(夏の果菜類やった時に、確かに少し窒素過多気味ではあったんです。)

いよいよ収穫へ

いよいよ収穫します。

10月11日、収穫に向け最終チェック

↓左がダイコン、右がカブ。収穫に向けて、間引き残した分がしっかり育っていることを確認

10月19日、収穫

無事、瑞々しい亀戸ダイコンと金町コカブが収穫できました!

まとめとカブ・ダイコン栽培で気をつけたポイント

夏から初秋にかけての栽培だったので、正直、一番作物が育ちやすい(スピードも速い)タイミングでした。
ただその分、
・気温が高く乾燥すると水分不足になりやすい
・虫も活発な季節なので防虫対策が重要
・間引きと土寄せのタイミング

この3点が、大事なポイントだったかなと思います。

8月26日に播種して10月19日に収穫しているので約2か月弱ですが、同じスピードで育つとすると5月~6月にかけて、くらいで、それ以外だと(今これからも含め)、もう少し長い栽培期間を見た方が良いだろうと思います。

種袋には、
・亀戸ダイコン…播種後70日くらいが収穫目安
・金町コカブ…播種後40~60日で収穫
と目安が書いてありました。

この記事を書いた人
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京都市出身、現在は東京都江東区に住まい、妻と一緒に小学生&保育園の二人の子育て中。両親の介護で京都との二拠点生活です。
「野菜作りを楽しむ」をコンセプトにした家庭菜園や農体験の運営を仕事として10年やってきました。今は独立して様々な情報発信などのお仕事と、不動産の管理などをしています。


2025年2月14日

Posted by m3-f.site