#708【介護日記#002】家族構成をおさらい
2020年1月、実家帰省から東京に戻った僕は、妻と二人で、住まいに近い東京・江東区の長寿サポートセンター（地域包括センター）に相談に行ってみることにしました。当人はこのエリアの管轄ではもちろんないのですが、実家に離れて暮らす両親のこととして相談に。
「40代ひとりっこの介護日記」というタイトルにしていますが、ここでこの先も登場してくる僕の家族構成を整理しておきます。
1978年、昭和53年に生まれた僕は、いわゆる一人っ子。
父は昭和9年生まれで、同じく一人っ子。母は昭和17年生まれで、兄一人、本人含む四姉妹の長女、という構成でした。
2020年の時点で、父方の近しい親族はみな他界済み、母方は、たくさんいらしたご兄妹ではなんと母だけが結婚していて他は未婚、しかも一人の妹を残してみな先に逝ってしまっていました。
一人ご存命だった妹さん（僕の叔母にあたる方）も、70代でしたがすでに介護施設に入所している、という状況でした。
この両親が京都の実家に二人で暮らしていました。
僕自身は、大学1年目までを京都の実家で過ごし、2年目、つまり19歳の時に大学の近くの１Rで一人暮らし。
その後は就職・転職先に合わせて、大阪・奈良そして東京と住まいを変えながら、帰省ということで京都に帰る、という生活をかれこれ25年近くやってきました。
20代後半に移り住んだ東京で結婚し、2人の子供に恵まれ、家族四人で江東区で暮らしている、という状況です。
妻は旅行が好きで、観光で京都に何度も何度も遊びに来ていたという若いころだったそうですが、生粋の東京人。
ということで、歳を重ねていった両親を京都側で世話できる家族、親戚連中は実際のところ誰もいない、という状態で、僕も若いころから会社の上司や社長から「いずれは京都でご両親見てあげないといけないから」とはよく言われていました。
いよいよ、そろそろそんな日が近づいてきたのかなぁ、と思いながら、年明け早々の地域包括センターへの相談でした。
あわせて読みたい記事
関連する内容であわせて読みたい記事
https://m3-f.site/2024/04/24/kaigo-diary/
