#073 脂漏性角化症(老人性いぼ)を切除した話
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今回は、2018年からの小さな悩みが一つ解消(笑)できた話。
「脂漏性角化症(しろうせいかかくかしょう)」って知ってますか?
・黒いかさぶた、いぼに悩んでいる方
・脂漏性角化症ができてしまった方
・いぼの切除に悩んでいる方
2018年に腰のあたりにできたかさぶた・脂漏性角化症(老人性いぼ)
3年くらい前に、ふと腰のあたりを見たら(僕の場合は左腰、ちょうどベルトが来るあたりでした)、直径8㎜くらいの「かさぶたのようなもの」ができてたのです。
ほくろにしては突然大きいし、ちょっと表面が出っ張っていて立体なんです。
黒いし、「ガン!?」。
ちょっと皮膚がんとかけっこう検索して事例写真を見て確認していました。
ガンのような広がっていく気配はないし、色味も少し違うんですよね。
で、痛くはなくて、ただかさぶたのようなので、無理に引っ張ればめくれてきそうでもありました。
脂漏性角化症(老人性いぼ)放置して3年、、ついに皮膚科へ
大きくなってくる様子はなく、かゆみも痛みもないので、気にはなりつつも放置していました。
そうするとつい先日(今年の秋)、ベルトにあたる位置なので多少刺激があったのか、少しその「かさぶたらしきもの」がめくれあがってきた感覚がありました。
それでもかゆみも痛みもないのですが、一度医者に診てもらおうと。
皮膚科ですね。
近くにあるこちらの皮膚科に行きました。
「以前から左腰のあたりにかさぶたのようなものができていて、最近少しめくれかかってきたので気になってきました」
なかなか説明が難しい(笑)のですが、そんな風なことを告げて、診察へ。
一見で、渡されたのはこの紙でした。
脂漏性角化症(老人性のいぼ!?)
脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう、脂漏性疣贅<ゆうぜい>ともいう)は、肌色・褐色・黒色の組織がいぼ状に増殖する病気だそうです。
可能性としては皮膚のどこでも生じる可能性があり、原因は不明なものとのこと。ただ、体幹やこめかみによくみられることが多いようです。
中年以降の高齢者に多く、特に害はナシ。
形は円形か楕円形。
大きさは、僕の場合は8㎜程度でしたが、5㎜未満のものや5~10㎝になるものまで様々あるそう。
表面はすべすべしているかかさついている形状で、がん(悪性)ではなく、がん化することもないそうです。
渡された用紙に書かれていた「老人性のいぼ」!?
中高年によく見られるもので納得なんですが、老人性、と言われて少しショックでした 笑
液体窒素で凍らせる、凍結療法で、取れた!
診察を受けたのが10月18日。
その日に、そのまま「凍結療法やりましょう!」ってことで、液体窒素を患部に「ジューっ!」て当てられました。
冷たすぎて熱い!という特有の感触なのですが、いぼ自体は皮膚の表面から上にあるのでほとんど感覚がありません。皮膚の際の部分に当たると、痛い!
その日はあっという間に治療終って、薬の処方などもなし。
当日からお風呂なども普通に問題なく入れます。
凍結療法でいぼが取れていく過程は個人差があるようで、次の治療は1週間以上開けてから来てください、と言われました。
その間、少しいぼが浮いてきたかな、、という感じはあったものの、取れる気配も特になし。
そして、2回目は10月29日にやりました。
「ちょっと前より強くしますね」
と言われ、強くというのは、たぶん温度を下げたということでしょう。
2回目も、特に薬など処方はなくそのまま。
そして。
11月10日。
文字通り「ポロっと」取れたのです。
下の皮膚が出来上がっていました。
患部の痛みも全くありません。
脂漏性角化症(老人性いぼ)を取った記事まとめ
結果的には悪性でないいぼをただ取っただけの話しだったのですが(苦笑)、年齢がいってきて、突然できたかさぶた、というかいぼだったので、気がかりでしょうがなかったです。
悪性、がんでなかったことで一安心で、それが、
「こんなやり方で取れるんだぁ」
という、面白い体験をしたなという感じでした。
ちなみに今後もこういういぼができる可能性はあるらしく、「小さなシミがあるでしょう、それが脂漏性角化症になっていくことは考えられますね」とのこと。
またできたら同じように皮膚科に行く。
とにかく心配事は早めにお医者さんにかかるにつきますね!