#024 京都 東大路通りを南北全区間ドライブしてみた(北山通り~東福寺)
m3-f blogです。
春に仕事で京都に行った折、昔から馴染みの東大路通りを南北全区間ドライブしてみました。
東大路通り(市道181号線)東山通り
路線名としては北の方は市道181号線、仁王門から南は府道143号線です。
京都市の主要な南北の通りの一つで、北は北山通りから、南はカーブして九条通りになる東福寺までの区間を言います。
かつて、平安京のころの東端は東京極大路(今の寺町通)でしたが、東大路通りは現在の市街地の東端の南北幹線と位置付けられています。
明治末期から大正初期に敷設された、京都市電の東山線の名残が随所に見られ、この区間が「高野~東福寺」。なので現在の東大路通りの北山~高野間は、道幅が狭くなっています。
旧称は「東山通」。交差点名やバス停留所名には、市電時代からの「東山~」が今も使われています。
昭和53年生まれの僕の記憶では、京都市電、かすかに記憶に残っている感じですが、北山~高野間が少し趣きが違うのには納得です。
京都のまちを走ったこのドライブの概要
■日時:2021年3月17日
■出発:京都府内 北山通り~東大路通りAM9:15
■到着:京都府内 東大路通り東福寺交差点AM10:35
■所要時間:20分
■天気:晴れ
東大路通りを北から全区間ドライブレポート
それでは北から順を追ってドライブを見ていきましょう
朝9時過ぎです。朝日がまだ東の空にありますね。
北山通りを西から東へ向かっています。賀茂川を越えたあたりで、東大路通りの起点が見えてきます。
このあたりは並行して走る叡電の「一乗寺」付近です。
高野の交差点。ここから市バスなども本格的に同流してきて交通量も増えてきます。
東鞍馬口通りとの交差点。東側に、叡電の「茶山」駅があります。
このあたりは親せきのおうちがあって子供のころからよくバスで自転車で出かけていたので馴染みがあります。
ここで、叡電と交差します。
最寄りの市バスの停留所名は「叡電元田中」と言います。
今出川通との交差点、「百万遍」。西に少し歩くと、京阪電車の起点・出町柳駅があります。
京都大学、京大病院が近いですね。
今度は丸太町通りとの交差点です。
東山二条の交差点。岡崎公園、京都市動物園などが東に少し歩くとあります。
二条から少し南下すると、東山仁王門。平安神宮がすぐ近くです。
京都疎水も近いです。このあたりは東山の観光・散策コースです。
東山三条。地下鉄東西線が走っています。
三条通りを東に進めば、三条から山科経由で滋賀県大津の方に向かうこともできます。
個人的にはこのすぐ先にある「ユニバーサル模型社」というプラモデル屋さんが子供のころの思い出です。
知恩院がすぐ近くの交差点「知恩院前」。
四条通と交差する、八坂神社がすぐそばの「祇園」。
コロナ禍で今は絶対的な観光客の数が減っていますが、何年か前まではここは一番人出の多かった京都観光の中心ですね。
東に坂を上れば清水寺にたどり着く、「清水道」の交差点。
国道1号線との交差点の「東山五条」。
山科を通って滋賀県方面へ、名神高速京都東インターチェンジにも、ここから向かいます。
智積院、博物館・三十三間堂と観光スポットがたくさんある東山七条。
市バスの206系統は、ここから七条通りに入って京都駅に向かいます。
「今熊野」という交差点。
JR琵琶湖線が下を通る橋形状になっています。
子供のころ、ここによく電車を見に来ていました。
泉涌寺道の交差点。まもなく南端です。
写真の右に「東福寺」の文字が。
通りはここからカーブして九条通りになります。
東大路通りは、ここが南端です。
全区間、といっても車で20分ほどで走れてしまう。
京都市内は距離・面積にしてみるととても小さな中にギュッと凝縮されている感じがします。
このドライブの様子を車載動画・Youtubeで見る
ちなみにこちらの車載動画などを撮影しているカメラはこちら。
まとめ
東大路通りは、今も僕の実家がある、ほん近くに住んでいたことから、世にある幹線道路の中でもかなりなじみの深い通りです。
界隈の街並みも、30~40年経って変わってしまったところもありますが、寺社仏閣をはじめポイントとなる京都の景観は失われていないので、往時の風景もまだまだ残っています。
これからも、今日の東の街並みを支える存在であり続けてほしいなと、思います。
また、次のドライブレポートをお楽しみに。