#013 合同会社立ち上げから1年 初めての決算
プリンを食べても太らない m3fブログです。
おいおい経緯や経過はこのカテゴリーで綴っていこうと思いますが、自分なりの働き方改革、コロナ時代のライフスタイルとして、合同会社を立ち上げて1年が経ちました。
正確には、7月10日の設立から今年6月30日までが第1期だったことになります。
・合同会社のメリット
・起業、合同会社立ち上げから初めての決算
・税理士さんにお任せした決算対応
今回は決算を経て感じたことや、意外と簡単だった決算後の手続きを記事にしてみました
合同会社のメリット とにかくコストが安く済む
独立、、というほど大それたものではなかったのですが、自分で事業しよう(自己完結させよう)と思って会社を立ち上げる際、いろいろ調べましたが、自分がやろうとしていることと自分には「合同会社」の枠組みが一番合ってる手ごたえがありました。
合同会社:
社員(出資者)は全員が有限責任で、内部関係については組合的規律が適用される会社。
重要事項の決定は総社員の一致が原則で、広く定款自治が認められ、利益や権限の配分などを自由に決めることができる。
2006年(平成17)制定の会社法で制定された。
日本における会社形態の1つで、アメリカ合衆国各州の州法で認められるLLC(Limited liability Company)をモデルとして導入された。
設立コストがとにかく安く済んで、
・収入印紙代4万円ほど→電子定款の場合は要らなくなる
・定款認証の手数料0円
・登録免許税6万円
なので、6万円ほどで手続きさえすれば会社は作れてしまう。
一般には、株式会社と比べると、
・信用力は低い
・出資者は1人以上で可能
・決算公告が要らない
・会計処理は複式簿記でしっかり必要
という風にも言われます。
けっこうネットで情報を集めて下調べしてから取りかかりましたが、確かに手続き・コスト、そんなに手間かからず設立できました。
1年間やってみて実体感した僕なりの合同会社に向いてる条件5選
そんな合同会社の運営を1年間やってみて、僕なりに良かったなぁと実感し、こんな事業や企業のパターンは合同会社に向いてると思ったのは次の5つですね。
①個々人の得意分野を持ち寄って起業する
②起業の初期投資費用に大きな資金が必要でない
③ランニングコストを抑えてスモールビジネスをしたい
④個人事業主が節税目的で会社を設立する
⑤無形の技術やノウハウなどが商品の事業である
初めての決算対応、税理士法人に任せっきりで、、
お世話になってる(任せっきりなんですが)税理士法人の担当者の方と打ち合わせをして、出来立ての決算報告書を預かってきました。
決算関係のあとの申告手続きについては、基本電子申請でやっていただく予定で、先日預かったこの税金の納付書に基づいて支払いを行えば、ひと段落という感じです。
6月30日に締まって、8月31日が納期限となっている「法人都民税・事業税、法人特別事業税、地方法人特別税」の納付書です。
初年度は利益でなかった、ということもあって、この法人都民税の納付のみ、って感じです。
江東区に事業所のある会社なので、東京都中央都税事務所に納付することになってます。
(この納付書を金融機関に持っていけばできるので、最寄りの口座のある銀行でいつも手続きをしています)
実際に手を動かしたのは今回、この納付書に基づいて税金を納める、それだけでした。
このほかに先日源泉税の納付をしたり、従業員の雇用をした際に保険料の支払いをしたりと細々いろいろありますが、今のところは規模も売り上げも大きくないので、これらの税額や保険料も大した金額ではありません。
あとは、この契約している税理士法人への報酬があって、
・月額委託費用が2万円(から新規設立&規模に応じたディスカウントを受けています)
・年末調整対応で22,000円
・決算申告まとめで15万円
が年間で必要だった費用です。
もちろん相応の規模の売り上げがある前提ですが、こんな感じで1年間、実務的に心配せずいろいろやっていただいて、こちらは事業に専念できるのはけっこう楽です。
かんたんに、まとめ
法人として、代表者として、経営者として動くには責任も伴い大変なことも多いですが、だからこそのメリットもいくつもある、というのを実感した1年でした。
働き方や、僕が経験して体感できたこと、今風の働き方、ライフスタイルを模索されている方の一助になればと、そんな体感記をこのカテゴリーで綴っていきたいと思います。