第145回 二世帯リフォーム完成!引っ越しで痛感した「断捨離」と「片付け」の深い家族愛 #1206
2026年4月、半年間にわたる二世帯リフォームが終わり、いよいよ新生活が始まりました。引っ越し作業の中で見えてきたのは、義母と実母の対照的な「片付け」のスタイル。物を捨てる決断力と、大切に保管する愛情。家族の形を再確認した、僕の引っ越し回想録です。
二世帯リフォーム完成と春の門出
2026年4月。昨年秋から進めてきた東京の義母との同居に向けた二世帯リフォームが、ついに完成を迎えました。待ちに待った引っ越しのスタートです。
ちょうどこの春、僕の長男が中学校へ入学しました。家族にとって新しいステージが始まるこの時期に、新居での生活をスタートできるのは、まさに最高のタイミングとなりました。しかし、引っ越しにつきものなのが「片付け」という大きな壁です。
義母による「断捨離」の快進撃
実はこの2ヶ月ほど前から、義母による凄まじい「断捨離」が始まっていました。工事期間中、義母は僕たちの家に住み込んでいたのですが、新居(義母からすれば元々の自宅)へ戻る準備を完璧に進めていたのです。
僕たちが今まで住んでいた家は、長女が生まれた頃からの約10年間お世話になった場所。妻はどちらかというと片付けを後回しにするタイプで、特に子供たちの思い出の品を中心に、かなりの物量が蓄積されていました。
そこへ現れたのが、整理整頓のスペシャリストである義母です。義母は自治体のごみ収集スケジュールを完璧に把握し、次から次へと不用品を分別しては、迷いなく送り出していきました。妻にとっては結婚前以来、約15年ぶりとなる母親との同居生活。テキパキと動く母の背中を見て、妻も「昔もこうやってお母さんに助けてもらっていたのかな」と、どこか懐かしく、微笑ましい表情を見せていたのが印象的でした。
対照的な二人の母が見せる「愛の形」
義母の片付けの徹底ぶりは、今に始まったことではありません。昨年夏に義父が亡くなった際も、膨大にあった思い出のアルバムを「本当に必要なもの」だけ厳選し、見事に整理していました。その芯の通った性格には、いつも感服させられます。

一方で、京都に住む僕の母は、義母とは正反対のタイプです。「物は大事に取っておくもの」という信念を持っており、なかなか捨てることができません。2年前に両親がサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)へ引っ越した際、実家の片付けを手伝ったのですが、そこからは僕の小学生時代のプリントや連絡網までが大切に保管された状態で出てきました。
それは親の愛情として非常にありがたい反面、処分する側の立場になると、あまりの物量に途方に暮れてしまったのも事実です。几帳面で整理好きだった僕の父とも、また対照的な母の姿でした。
補い合うことで成り立つ家族の絆
今回の引っ越しを通じて、二人の母、そして自分たち夫婦の姿を重ね合わせて考えさせられました。
得意な人が苦手な人を補い、あーだこーだとコミュニケーションを取りながら、凸凹を埋めていく。それが夫婦であり、家族が長く上手くやっていく秘訣なのだと再確認しました。
義母のテキパキとした断捨離と、実母の捨てられない愛情。どちらが良い悪いではなく、それぞれの個性が家庭という場所を作っているのだと感じました。家族の新しい歴史を刻むこの家で、僕たちも互いを補い合いながら、豊かな時間を積み重ねていきたいと思ったのでした。

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