京都・左京区にある母方の実家2軒を相続・購入|不動産活用の記録と想い出 #919
母方の実家がある京都・左京区にて、相続後に2軒の不動産を合同会社名義で購入。家族の歴史とともに、今後の活用方針を整理し記録しています。
はじめに|母方の実家と不動産活用の目的
僕の母方の実家は、京都市左京区に2軒ありました。母が相続したこの2つの不動産を、僕が代表を務める合同会社の名義で購入しました。
目的は主に2つです。
- 認知症の兆しが見え始めた母に代わり、相続関連書類や税金などの管理を僕が担うため
- 今後、自分が住む予定はないものの、物件を活用したいと考えていたため
幼少期の思い出と家族構成
母は昭和17年生まれ。祖父の定年退職を機に、福井から京都市左京区に引っ越してきました。母の実家は、木造2階建ての家が2軒あり、以下のように住み分けられていました。
- 家屋A:祖父母と叔父(母の兄)が居住
- 家屋B:母の三人の妹(叔母たち)が居住


祖父は僕が小学校1年のときに他界。祖母は物静かで優しく、僕もよく可愛がってもらいました。
母を含めた4人兄妹は皆個性的で、それぞれに思い出があります。
親戚の絆と仏壇・菩提寺のこと
家屋Bには早逝した叔母と祖父のための仏壇があり、我が家は東山仁王門の**日蓮宗「本妙寺」**の檀家でもありました。
盆や彼岸、命日には欠かさず墓参りに通っていたのが、家族の習慣でした。
相続の経緯と母の変化
母の兄妹は全員未婚で子どもがいなかったため、最後に亡くなった末妹の死後、家屋A・Bは母が相続することに。
母は、住まいのある東山区から30分ほどかけて左京区の実家に通い、草刈りやポストの確認などをしていましたが、2020年代に入ってから認知症の傾向が強まり、僕が代わりに管理するようになりました。

左京区の不動産環境と活用の可能性
この2軒の家は、叡山電鉄「茶山 京都造形芸術大学前」駅の近くに位置し、京都市内の住宅街にあります。
学生の多い地域で、親身に相談に乗ってくれた不動産会社からは、
- 売却
- リフォーム後の賃貸
という選択肢が提案されました。
なお、家に残る仏壇は僕が今後も守っていく予定です。

今後の計画|2024年〜2025年にかけての動き
2024年2月、母は京都・東山区の実家からサービス付き高齢者向け住宅へ転居しました。
これを機に、左京区の2軒にも通えなくなったため、いよいよ本格的に不動産活用の計画を始動。
2024年中に活用方針を決定し、必要な改修工事などを実施。2025年からの運用開始を目指しています。
おわりに|思い出と未来をつなぐ不動産活用
この2軒の家には、家族の歴史とたくさんの思い出が詰まっています。
その大切な場所を、これからの時代に合った形で活かし、守っていく。
母と親族の想いを継ぐためにも、じっくり考えながら進めていきたいと思います。

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