【後編】マイナンバーカード代理受け取り体験記|高齢の両親のために遠方から手続きした流れ #910 mission106
一昨日の記事で書いた、両親のマイナンバーカード申請と代理受け取りの手続き。その後編になります。

ここまでの流れ(前編のまとめ)
- 父母それぞれのマイナンバーカードをオンラインで申請
- 個人番号カード顔写真証明書に、ケアマネージャーさんの署名をもらう
- 僕は両親と同居していないため、代理人が家族であることを示す戸籍謄本を取得
ここまでの準備が整い、申請の進捗をオンラインで確認したところ、無事にカードが発行され、自治体に発送されたとのこと。次はいよいよ、交付と受け取りのステップに移ります。
(※発行から実際に受け取れるようになるまでには、だいたい2週間ほどかかりました)
マイナンバーカードの受け取り案内は「はがき」で届く
カード受け取りに必要な交付通知書(はがき)は、両親の住民票の住所宛に届きます。現在、両親はサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)で暮らしているのですが、住民票はまだ実家のまま。なので、僕がポストを確認しに実家まで出向く必要がありました。
「はがき投函」だったのは正直助かりました。これがもし簡易書留だったら、東京に住んでいる僕としては不在通知→再配達依頼→期限切れ…と、対応がかなり煩雑になっていたと思います。
オンラインで受け取り予約&必要書類を再確認
はがきを無事に受け取り、すぐにマイナンバーカード受け取り予約をオンラインで実施。父と母、2人分を同じ日時で予約しました。
この時点で一度、マイナンバーカードのサポートセンターに必要書類を電話で再確認しました。東京から京都に介護対応で行くタイミングに合わせての受け取りだったので、現地で書類不足による手続きやり直しは絶対に避けたいところでした。
問題発生:本人確認書類の条件に注意!
サポートセンターの案内では、
「後期高齢者医療保険証(顔写真なし)と個人番号カード顔写真証明書の2点があればOK」
とのことでした。
ただ、よくある「顔写真付きなら1点・なしなら2点」の原則からすると、これだけでは不安が残ります…。
当日、京都市のマイナンバーカードセンターで手続き
受け取り場所は、京都駅近くの下京区総合庁舎内のマイナンバーカードセンターを選択。両親が住むサ高住からも近く、アクセスしやすい場所です。
予約時間にあわせて来訪。中では多くの方が次々と手続きを進めていました。
しかし、やはりここでサポートセンターの案内に誤りがあったことが判明。
「顔写真なしの健康保険証だけでは不十分で、本人確認書類は2点必要」
とのことでした。
幸いにも、介護保険証も持参していたので、その場で対応できました。これがなければ、東京から来た意味がなくなるところでした…。
無事にマイナンバーカードを2人分受け取り
両親のマイナンバーカードを無事に受け取り、その足で近くのセブンイレブンに立ち寄り、健康保険証としての利用登録もその日のうちに済ませました。
センターの担当者の方からは、サポートセンターの誤案内についての謝罪と、**「いつ・どんなやり取りだったか」**の詳細確認がありました。再発防止のための聞き取りだったと思います。
まとめ:遠方からの代理受け取りは、本人確認書類に特に注意!
今回の手続きを通じて感じたのは、「遠方からの代理受け取り」では、書類の確認を念入りに行う必要があるということです。とくに高齢の両親の場合、顔写真付きの本人確認書類を持っていないことが多いため、
- 健康保険証だけでは不十分なケースがある
- 介護保険証などの追加書類を用意しておくと安心
というのが、僕の実体験からの教訓です。
高齢の家族のマイナンバーカード申請や受け取りを代理で行う方へ——
この記事が少しでも、書類準備や予約手続きの参考になれば嬉しいです。

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