京都・東山区の実家をどう活用するか?住宅宿泊(民泊)も視野に入れた利活用計画#867 介護振り返りnote063
京都市左京区にある母方の実家については、すでに利活用の方針が決まりました。2軒のうち1軒は売却、もう1軒はリフォームして貸家として活用する予定です。
そして今回は、**京都市東山区にある父方の実家(木造2階建て一戸建て住宅)**の利活用について考えています。
この家は、両親が最近まで暮らしていたもので、現在はサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に移ったため空き家状態。僕自身、東京から京都に帰省する際の宿泊拠点として使っており、両親の介護のために単身で滞在する際にも非常に重要な場所です。
家の中には両親の荷物が多く残っており、必要に応じて持ち出すこともあるため、すぐに手放すわけにもいきません。とはいえ、レトルト食品や使わなくなった日用品など、整理が必要なものも多く、だらだらと片付けていてはなかなか前に進みません。

加えて、一人で滞在すると感じる家の「広さ」もなかなか大変です。換気や掃除だけでも、4部屋を巡ってこなすのに時間がかかります。
東山区の実家を民泊としても活用?専門家に相談
そんな中で、京都の不動産・建築の専門家に相談した結果、一つの方向性として見えてきたのが「住宅宿泊事業(いわゆる民泊)」としての利活用です。
実は京都市では、条件を満たせば**「住居として使いながら、使わない期間だけ宿泊施設として貸し出す」**という運用が可能になっています。これはUターンや遠隔介護など、私のようなケースにもマッチしやすい制度です。
東山区は、かつては静かな住宅地だったエリアが、今やインバウンド観光の中心地の一つ。外国人観光客も多く、宿泊ニーズは非常に高まっています。
現在の実家の状況と利活用の方針
この家の特徴や条件は以下の通りです:
- 2008年に建て替え済みで、築16年と比較的新しい
- 両親がメインで使用していたため室内は比較的きれい
- 祖父母の仏壇があり、「仏間」はそのまま維持予定
- 僕自身や家族が京都滞在時に宿泊する拠点としても使用
- そのうえで、利用しない期間のみ住宅宿泊として貸し出す方針
この条件を満たしつつ、民泊運用ができるかどうかを検討し、2024年夏ごろを目安に方向性を定める予定となりました。
今後の展望
しばらくは、自分たちの「帰る場所」として実家を維持しながら、京都という観光都市の特性を活かした新たな活用法を模索していきます。住宅宿泊としての申請や管理体制の整備など、クリアすべき課題は多いですが、専門家のアドバイスを受けつつ、一歩ずつ前進していきたいと思っています。

あわせて読みたい記事
おすすめの書籍

今回のブログ記事前後の関連記事