#102 原価1万円以下でDIY的補修【欠けたアスファルトを舗装する】マイルドパッチで陥没のかんたん修理
m3f.site 菜園部ブログです。
各地の菜園の管理をしているといろんなことがあるもので 笑
今回は、2週にわたって(しかも晴れの日&雨の日)欠けてしまった畑に接したアスファルト舗装のかんたんな補修のお話です。
・DIYでアスファルトの補修を考えている方
・マイルドパッチを初めて使ってみる方
・アスファルト、舗装が陥没、剥がれてしまって困っている方
菜園に接した道路のアスファルトが一部剥がれてしまった
神奈川県川崎市で管理している菜園の、畑に接した道路のアスファルトが一部剥がれてしまいました。
畑の道ではよくあることで、きれいな側溝や縁石が入っていないことも多いので、トラックなどの往来が多いと、ポロポロと剥がれていってしまうんです。


※今回は擦り付け部分の幅5㎝程度の補修だったので応急対応的にやりました。面積が大きかったり陥没が深い場合などは、道路管轄の市区町村や道路舗装の専門業者にご相談しましょう。
マイルドパッチという資材を使う
今回使用した資材は、前田道路株式会社さんから出ている「マイルドパッチ」という、全天候型高耐久常温アスファルト合材です。
天候を選ばずに、水だけで固まるアスファルト舗装材。


ホームセンターでは、20㎏で1袋2,000~2,500円程度で売られています。

コスパを考えても、もう少し広い面積になるなら、専門業者への外注の方が良いですが、今回のような一部分の簡易な補修であれば、これでDIY的にやることが多いです。



粒径の大きさで、13㎜と5㎜という2種類があります。
13㎜→穴の補修や陥没を直すときに向く
5㎜→段差の擦り付け等に向く
ということらしいです。
ちなみに今回は13㎜を2袋、5㎜を3袋用意しました。
マイルドパッチの施工の流れ(晴れの日)
とっても簡単ですが、施工の流れを。
12月10日金曜日。天気は晴れでした。1回目の補修。


水を含むと、マイルドパッチは瞬く間に固まっていきます。


転圧。仕上げをより綺麗にするなら「プレートコンパクター」などで叩いていくといいですが、今回は簡易補修で良かったので、袋の説明書きにあるように、空き袋を踏んで踏圧するような形にしました。しだいに固まっていきます。

この日は13㎜を1袋使って1部分のみ。これで1週間後に乾燥状態や強度を見て、他の段差&陥没部分を追加でやろうと思っていました、、
マイルドパッチの施工の流れ(雨の日)
1週間後。
先週の施工箇所は問題なく強度もとれていたので、この調子で残りの箇所を!と思った矢先に、雨!
けっこうな雨量だったのですが、今回ばかりは予定がずらせない日時だったので、決行!しました。
マイルドパッチは全天候型!
なので良かったです。


今回は5㎜のマイルドパッチを使って、段差に擦り付け、を中心に行いました。

雨なので、段取りさえ上手く組んでおけば、逆に水要らずで効率が良かったです。
マイルドパッチが水を含んで固まっていく様子を動画撮影しました
Youtube動画にて
※こちらの動画も参考までに
まとめ~原価は1万円かかりませんでした!
というわけで、2週、それも晴れの日・雨の日と文字通りの「全天候型」(笑)で、長さにして5m分くらいのアスファルトの補修をやりました。



左がbefore、右がafter。
いやぁDIYでもできるもんなんですね~
そしてビックリの今回の施工原価は、、
8,800円!(マイルドパッチ1袋2,200円で購入 × 使ったのは4袋)
でした。
もちろん移動費や、細かくはスコップなど道具代ありますが、今回用の資材としてはこれだけ。
「アスファルト補修」で検索してみて外注の場合は、少なく見積もっても10万円くらいは人工代含めかかりそうだったので、すごくいい仕事ができたなぁ、と。
仕上がった感じは大丈夫そうでしたが、来週、晴れた日に強度の確認に行ってみようと思います。