#058 オクラが、7月初旬の種まきから紆余曲折を経て、10月に初収穫!できた話
m3-f.site 菜園部ブログです。
先日、7月に種まきし枝豆を収穫した話を記事化しましたが、
今回は同じタイミングで育て始めた「オクラ」の話です。
・家庭菜園のアブラムシの対策にお困りの方に
・オクラ栽培でアブラムシの被害に困っている方に
・種まきから始めるオクラの栽培を見てみたい方に
7月の種まきから2週間は順調だった
今回お仕事で携わっている菜園が、どうしても7月スタートだったので、春夏野菜の始めを7月初旬にせざるを得ませんでした。
枝豆と同じく、7月9日に種まきしました。

・無農薬、オーガニック栽培
・固定種を育てる
という、ちょっと難しいチャレンジだったのですが、やってみようと。
7月18日、約1週間で発芽し、双葉からすでに本葉が出ていることを確認。

7月23日、さらに1週間で、ずいぶん大きく、順調に育っていました。

ここまでは順調そのものでした。
台風対策のネットはりから暗雲が立ち込める
枝豆のときと同じく、台風9号(実質的には関東には多少の強風程度で済んだ台風)対策で防風のためとネットを張ったのが、7月下旬。

黒い粒が、、そして、アブラムシの卵らしきものが確認できた。
のですが、まだこれくらいの量なら、と様子見ることにしました。
8月9日、もうべっとりでした!!
葉裏をアブラムシが覆いつくし、食害もあり、新しい葉の生長が望めない、、感じでした。

アブラムシ対策にいそしむ毎日。洗浄・豆乳・木酢液。
一縷の望みにかけ、できる限りの対策をしようと取りかかりました。
①豆乳スプレーの塗布
②洗い流す
③木酢液散布
昔からやってる対処・予防を、週2回のチェックと共に繰り返しました。
豆乳(牛乳でも可)は、アブラムシを凝固させてしまう効果あり
ただし、そのまま放置すると葉や茎に違う影響が出てしまったりもするので、しっかり洗い流す。
そして、木酢液は、アブラムシにしてもそうですし、この菜園でこの前に出た「タバコガ」の幼虫にも効果がある。
↓牛乳(豆乳)や酢を使ったアブラムシ対策の記事はこちらにも。
効果が出始めました!
8月下旬、上記の3つの対策の効果がどうやら出始めたようで、葉裏のアブラムシが減ってきました。
同時に、葉も力強く大きくなってきました。



ただ、8月下旬~9月は全体的に日照不足で、期待していた気温・太陽を浴びて、、というのがなかなか実現できない、じれったい毎日でもありました。
そしてついに開花→実ができてきました!
この写真が9月30日です。
ついに、きれいな花を咲かせました。葉の大きさと、その付近の数日の気温(今年は10月に入ってしばらくは気温が高い真夏日が続いた)を考えると、「これはいける!」という手ごたえでした。


そして、


ついについに、天に向かって立派な実ができてきたのです。10月4日の写真です。
7月に種まきしてスタート、しかも固定種。正直難しいかな、と思った時もあったのですが、辛抱して対処・手入れしてきてよかった!
10月になってオクラを第1収穫したので、これまでの栽培で一番遅い記録でした。
花と実の付き具合を見ると、10月いっぱいは収穫が続きそうです。
まとめ、やっぱりあきらめないことが大事だ
今回このオクラと向き合って感じたこと・学んだことは、もちろん、「豆乳によるアブラムシの凝固」や「木酢液が効果あったこと」もありますが、何よりも原点の「あきらめないこと」でした。
本来5月くらいに種まきできてたらこの苦労はなかったかもですが、スタートが7月なのはやむを得ない。
虫害に見舞われたのは8月上旬でしたが、まだ夏の日差しはある、秋の生育適温期にきっともう一育ちしてくれる、と思って向き合ってきました。
最後は天も味方しての、
10月初旬の連日の夏日の気温
丁寧に対処してきてよかたなぁ~と思えたオクラの収穫のお話でした。