⛩️ 京都検定対策!石清水八幡宮の基本と隠れた名物「走井餅」を徹底解説#1014

京都検定合格を目指す人必見! 石清水八幡宮の基本情報から、歴代朝廷や武家との歴史的な関わり、さらには検定対策で押さえておきたい名物「走井餅」のルーツまで徹底解説します。重要ポイントを整理し、一問一答形式の練習問題付き。

この記事内容から抜粋した練習問題10問☆
  1. 石清水八幡宮が鎮座する、京都府の市町村名を答えなさい。
  2. 歴代朝廷や武家から特に篤い信仰を集めた、石清水八幡宮の二つの主な神格(何の神)を答えなさい。
  3. 石清水八幡宮の鳥居前の売店で販売されている名物菓子を答えなさい。
  4. 上記の名物菓子は、もともと東海道を行く旅人のために、江戸時代中期にどこの名水を用いて作られたか。その名水(泉)の名前を答えなさい。
  5. 上記の名物菓子が、元の製造地である滋賀県大津市から、石清水八幡宮の一の鳥居前の茶店でも販売されるようになったのは、おおよそいつの時代か答えなさい。

☆回答は記事の最後にあります。

この記事で八幡宮の知識を盤石にしましょう!

はじめに:なぜ石清水八幡宮が重要なのか?

石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)は、京都の歴史・文化を学ぶ上で避けて通れない重要な社です。特に、武家との関わりや、皇室からの崇敬の歴史は京都検定でも頻出のポイントです。


1. 石清水八幡宮の基本情報と歴史的背景

  • 所在地: 京都府八幡市
  • 神格:
    • 弓矢の神
    • 戦勝の神
  • 信仰の対象:
    • 歴代朝廷に崇拝される:皇室からの厚い信仰を集めてきました。
    • 武家の信仰:源氏をはじめとする多くの武家から、戦いの神として篤く信仰されました。

2. 覚えておきたい名物「走井餅(はしりいもち)」

石清水八幡宮の参拝と合わせてぜひチェックしたいのが、鳥居前で売られている名物「走井餅」です。

■ 走井餅とはどんなお菓子か?

  • 特徴:こし餡を柔らかい真っ白な餅で包んだ菓子。その素朴で上品な味わいが特徴です。

■ 走井餅のルーツと石清水八幡宮との関係

走井餅のルーツは、もともと石清水八幡宮のある八幡市ではありません。ここを理解しておくと、より深く楽しめます。

  • 【ルーツ】滋賀県大津市(東海道の道中)
    • 場所: 滋賀県大津市大谷の**月心寺(げっしんじ)**付近。
    • 由来: **走井(はしりい)という名泉(明泉)**の水を用いて作られたことが名前の由来です。
    • 歴史的背景: 江戸時代中期、東海道を行く旅人が休憩する茶店(月心寺横の老舗菓子屋)で作られ、名物となりました。(歌川広重の『東海道五十三次』にもこの茶店が登場しています。)
  • 【八幡への進出】
    • 時期:明治時代
    • 経緯: 大津の老舗が、京の都からも近い石清水八幡宮の一の鳥居前の茶店でも走井餅を販売するようになり、八幡の名物として定着しました。
  • 【現在】
    • 販売場所: 石清水八幡宮の鳥居前の売店で購入できます。

📝 まとめ:検定対策の重要ポイント

ポイント詳細
場所八幡市
神格弓矢の神、戦勝の神
信仰歴代朝廷武家(特に源氏)の信仰
名物走井餅(はしりいもち)
走井餅の元祖滋賀県大津市(東海道の走井という名泉)
八幡での販売明治時代から

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ロスジェネ40代の、あれこれ記録帳を運営しています。
京都市出身、現在は東京都江東区に住まい、妻と一緒に小学生&保育園の二人の子育て中。両親の介護で京都との二拠点生活です。
「野菜作りを楽しむ」をコンセプトにした家庭菜園や農体験の運営を仕事として10年やってきました。今は独立して様々な情報発信などのお仕事と、不動産の管理などをしています。

前述の練習問題の解答☆
  1. 八幡市(やわたし)
  2. 弓矢の神、戦勝の神
  3. 走井餅(はしりいもち)
  4. 走井(はしりい)
  5. 明治時代

Posted by ロスジェネ40代の、あれこれ記録帳