⛩️京都・ゑびす神社で福を呼ぶ!商売繁盛と十日ゑびす祭の秘密💰#1013

京都の「ゑびす神社」は、商売繁盛と航海安全の神様として知られ、多くの商人から篤い信仰を集めています。この記事では、京都検定にも役立つ創建者・栄西の歴史から、十日ゑびすや「葱とはんぺいの吸い物」にまつわるユニークな風習まで、恵美須神社の魅力を徹底解説します!

この記事内容から抜粋した練習問題5問☆
  1. 恵美須神社は、一般的に「蛭子」という漢字でも表記されますが、その読み方をひらがなで答えなさい。
  2. 恵美須神社の創建者であり、宋から帰国後に同神を祀って鎮守とした人物は誰ですか。
  3. 恵美須神社が現在の場所に移ったとされる、室町時代後期の戦乱は何と何ですか。(二つを「・」でつないで答えなさい)
  4. 恵美須神社の主祭神の一柱で、七福神の一神としても知られる「えびす様」の正式名称を答えなさい。
  5. 恵美須神社では、えびす講にちなみ10月中に食べる風習のある吸い物があります。この吸い物に入れられ、小判に見立てられる縁起の良い食材は何ですか。

☆回答は記事の最後にあります。

福を呼ぶ京都のえびす様について深く学びましょう。

はじめに:なぜ恵美須神社(ゑびす神社)が京都で愛されるのか

京都にある「恵美須神社」は、商売繁盛の神様として知られ、地元の人々や全国の商人から篤い信仰を集めています。ここでは、京都検定にも役立つ恵美須神社の歴史や魅力、そして年間を通して最も賑わうお祭りについて解説します。


1. 恵美須神社の基本情報と歴史

📜 神社の概要と表記

項目詳細
正式名称恵美須神社(えびすじんじゃ)
別表記ゑびす神社蛭子(ひるこ)神社とも書かれます。
所在地京都の東山小松町に位置します。
創建者栄西(えいさい)
創建の経緯栄西が宋から帰国後、建仁寺の山内に恵美須神を祀って鎮守としたのが創始とされています。
現在地への移転**応仁・文明の乱(応仁の乱とその後の文明の乱)**の後に、現在の場所へと移されました。

✨ 祀られている神様(祭神)

恵美須神社には、主に以下の三柱の神様が祀られています。

  • 八重言代主命(やえことしろぬしのみこと):一般的に「えびす様」として知られる神様。七福神の一柱でもあります。
  • 少彦名命(すくなひこなのみこと)
  • 大国主命(おおくにぬしのみこと)

2. 恵美須神社の御利益と年中行事

💼 主な御利益

恵美須神社で祈願される主な御利益は以下の二つです。

  • 商売繁盛
  • 航海安全

🎉 特に有名な祭典

年間で特に多くの参拝者で賑わうのは、以下の二つの「えびす」の付く日です。

  • 一月十日 ゑびす(とおかえびす):新春の福を呼ぶ、最も盛大な祭典です。
  • 十月二十日 ゑびす(はつかえびす):秋の収穫と感謝を捧げる祭典です。

3. 知っておきたい!「えびす講」にまつわる京都の風習

🍲 縁起の良い吸い物

えびす講にちなんだ、京都ならではのユニークな風習があります。

  • 時期: 10月中
  • 風習: **葱(ねぎ)はんぺい(半平)**の吸い物を食べる
  • 由来: この吸い物には深い意味が込められています。
    • 斜めに切ったネギ:**福笹(ふくざさ)**に見立てられます。
    • はんぺい:**小判(こばん)**に見立てられた縁起物です。

この吸い物をいただくことで、一年間の商売繁盛と幸福を願うのです。


💡京都検定ワンポイントメモ

  • 創建者は栄西(建仁寺の開祖)
  • 七福神のえびす様を祀る
  • 十日ゑびすが一番有名
  • 10月には葱とはんぺいの吸い物を食べる風習がある

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この記事を書いた人
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ロスジェネ40代の、あれこれ記録帳を運営しています。
京都市出身、現在は東京都江東区に住まい、妻と一緒に小学生&保育園の二人の子育て中。両親の介護で京都との二拠点生活です。
「野菜作りを楽しむ」をコンセプトにした家庭菜園や農体験の運営を仕事として10年やってきました。今は独立して様々な情報発信などのお仕事と、不動産の管理などをしています。

前述の練習問題の解答☆
  1. ひるこ
  2. 栄西(えいさい)
  3. 応仁・文明の乱
  4. 八重言代主命(やえことしろぬしのみこと)
  5. はんぺい(半平)

Posted by ロスジェネ40代の、あれこれ記録帳