✨京都検定合格へ!【寺院編】ま行を徹底攻略:歴史と見どころ備忘録✨#1004
京都検定の合格を目指すあなたへ!膨大な京都の知識の中でも、特に奥深い「寺院」にスポットを当てた備忘録シリーズです。この記事では、「ま行」から始まる重要な寺院(三室戸寺、妙心寺、萬福寺など)をピックアップし、その創建の歴史、本尊、そして京都検定で問われるポイントをギュッと濃縮してご紹介します。
この記事内容から抜粋した練習問題10問☆
- 宇治市にあり、「あじさい寺」として知られ、西国三十三所第十番である寺院の名称を答えなさい。
- 舞鶴市にあり、本尊に馬頭観音を祀り、西国三十三所第29番である寺院の名称を答えなさい。
- 15世紀末に東福寺の末寺として創建され、天正10年の山崎の合戦の勝利後、豊臣秀吉が会所として使用した寺院の名称を答えなさい。
- 花園天皇の離宮を禅寺に改めたのが始まりで、開山は閑山慧玄、玉鳳院などの塔頭を持つ臨済宗の寺院の名称を答えなさい。
- 蓮華王院(三十三間堂)の管理寺であり、「皇后門跡」とも称される天台宗の門跡寺院の名称を答えなさい。
- 左京区岩倉幡枝にあり、本坊の庭園が松永貞徳作庭の「雪の庭」として知られる寺院の名称を答えなさい。
- 伏見宮貞常親王の皇子の入寺により門跡寺院となり、「竹内門跡」とも称される一乗寺にある寺院の名称を答えなさい。
- 寛文元年(1661年)に隠元隆琦によって創建され、黄檗宗の本山であり、すべてが中国風の伽藍を持つ宇治の寺院の名称を答えなさい。
- 中国から渡来した隠元隆琦が創建した萬福寺の本尊を答えなさい。
- 萬福寺の境内に売茶堂があり、煎茶道の祖とされる黄檗僧の名称を答えなさい。
☆回答は記事の最後にあります。
京都検定合格を目指すあなたへ!膨大な京都の知識の中でも、特に奥深い「寺院」にスポットを当てた備忘録シリーズです。この記事では、**「ま行」**から始まる重要な寺院をピックアップし、その歴史や特徴、見どころをギュッと凝縮してご紹介します。
(※掲載順は元の情報に従い、五十音順ではありません。)
目次
🌟三室戸寺(みむろとじ)
- 所在: 宇治市
- 本尊:千手観音
- 札所:西国三十三所 第十番
- 山号:明星山
- 見どころ:あじさいの名所として非常に有名です。「あじさい寺」の愛称でも親しまれています。
🌟松尾寺(まつのおでら)
- 所在: 舞鶴市
- 本尊:馬頭観音
- 札所:西国三十三所 第29番
- 特徴: 舞鶴市にあるため、京都市内の寺院とは離れた位置にあります。西国三十三所の中でも、比較的北部に位置する霊場です。
🌟妙喜庵(みょうきあん)
- 所在: 大山崎町
- 創建: 15世紀の終わり頃、東福寺の荘厳院の末寺として創建されました。
- 歴史的エピソード:天正10年(1582年)の山崎の合戦で勝利した豊臣秀吉は、その後約1年間、山崎を本拠としました。このとき、妙喜庵が会所として使われていました。
🌟妙心寺(みょうしんじ)
- 創建:花園天皇の離宮を禅寺に改めたのが始まりです。
- 開山:閑山慧玄(かんざんえげん)
- 特徴的な塔頭:
- 玉鳳院(ぎょくほういん): 花園法皇の居場所であり、法皇が参禅した場所です。次々と塔頭が建てられる中でも、格別の存在でした。
- 備考: 妙心寺は、多くの塔頭を持つ、日本最大の禅宗寺院群を形成しています。
🌟妙法院(みょうほういん)
- 所在: 智積院の北側
- 管理寺: **蓮華王院(三十三間堂)**の管理寺です。
- 起源: 比叡山西塔本覚院の昌雲が、新熊野神社の別当となり、法住寺付近を里坊としたのが始まりとされています。
- 門跡寺院へ: 後高倉院の第一皇子である尊性(そんしょう)法親王が入寺し、さらに天台座主の地位についたことで、門跡寺院となりました。
- 別称:皇后門跡、新日吉(いまひえ)門跡とも称されます。
🌟妙満寺(みょうまんじ)
- 所在: 左京区岩倉幡枝(現在の場所)
- 創建: 慶応元年(1389年)、**日什(にちじゅう)**が六条坊門室町に草庵を結んだのが始まりです。
- 度重なる移転:
- 度重なる火災や天文法華の乱による堺への避難を経て、堀川綾小路へ帰京。
- 豊臣秀吉の都市改造事業により、寺町二条に移転しました。
- **昭和43年(1968年)**に現在地(岩倉幡枝)に移転しました。
- 見どころ: 本坊の庭園は**「雪の庭」**の愛称で知られています。寺町二条時代に、松永貞徳が塔頭・成就院に作庭したものです。
🌟曼殊院(まんしゅいん)
- 正式名称:曼殊院門跡
- 所在: 一乗寺
- 特徴:伏見宮貞常親王の皇子の入寺によって、門跡寺院になりました。
- 別称:竹内門跡の称もあります。
🌟萬福寺(まんぷくじ)
- 所在: 宇治市
- 山号:黄檗山(おうばくさん)
- 創建: 寛文元年(1661年)、中国から渡来した**隠元隆琦(いんげんりゅうき)**によって創建されました。
- 宗派: 日本における黄檗宗の本山です。
- 本尊:釈迦如来
- 伽藍の特徴:
- 中国の福州にある「黄檗山萬福寺」と同じ名を冠しています。
- 将軍家綱の援助のもと、すべてが中国風の巨大な伽藍が宇治に建立されました。
- 用材には、南方産の**西域木(チーク材)**が大量に使われました。これは、幕府の格別の配慮によるものです。
- 創建当初、二世から十三世までは中国僧が住職を務めました。
- 見どころ・文化:
- 天皇殿の布袋尊: 弥勒菩薩の化身とされ、都七福神の一つです。
- 煎茶道: 煎茶道の祖とされる売茶翁(ばいさおう)・高遊外(こうゆうがい)が黄檗僧であったことから、境内に売茶堂があります。毎月16日(1月、5月、8月を除く)に売茶忌が行われます。

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前述の練習問題の解答☆
- 三室戸寺
- 松尾寺
- 妙喜庵
- 妙心寺
- 妙法院
- 妙満寺
- 曼殊院(曼殊院門跡)
- 萬福寺
- 釈迦如来
- 売茶翁(高遊外)
