京都検定対策!知っておきたい「京都の漬物」#952
京都検定の受験を目指す皆さま、知識の定着に役立つ「備忘録」をシェアします!今回は京の食文化に欠かせない**「しば漬け」と「菜の花漬け」に焦点を当て、その由来や特徴を徹底解説。しば漬けの命名者である建礼門院**の故事や、菜の花漬けの珍しい製法など、検定に出やすいポイントを凝縮しています。この記事を読んで、京の漬物マスターを目指しましょう!
この記事内容から抜粋した練習問題5問☆
設問1 しば漬けの主な材料として、きゅうりとともに乱切りにされ、漬け込まれる京野菜は何ですか。
設問2 しば漬けに特徴的な鮮やかな色と香りを添える、重要な植物の葉は何ですか。
設問3 洛北にある大原の寂光院に隠棲していた際に、しば漬けに名を付けたと言われる人物は誰ですか。
設問4 菜の花漬けは、菜の花のどの部分を熱湯にくぐらせてから塩漬けにするものですか。
設問5 しば漬けが農家の自家用として漬けられていた、洛北の地名は何ですか。
☆回答は記事の最後にあります。
しば漬け
- 原材料と製法: きゅうりや**賀茂なす(かもなす)**などを乱切りにし、紫蘇葉(しそは)、青唐辛子、ミョウガなどと混ぜて漬け込みます。
 - 特徴: 鮮やかなシソの葉の色と香りが特徴です。
 - 発祥の由来: 洛北の大原(おはら)で農家の自家用に漬けられていたものが始まりとされます。
- 歴史秘話: 大原の**寂光院(じゃっこういん)に隠棲していた建礼門院(けんれいもんいん)**が、その色と風味を気に入り、命名したという故事が伝えられています。
 
 
菜の花漬け
- 原材料と製法: 菜の花の**開花前の蕾(つぼみ)**を用います。
- 蕾を熱湯にくぐらせる(湯通し)。
 - 冷水にとって水気をきる。
 - 塩漬けにする。
 
 - 特徴: 菜の花特有のほろ苦さと、しゃきっとした食感が楽しめます。春を告げる京の漬物として知られています。
 

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前述の練習問題の解答☆
回答1 賀茂なす(かもなす)
回答2 紫蘇葉(しそは)/シソの葉
回答3 建礼門院(けんれいもんいん)
回答4 開花前の蕾(つぼみ)
回答5 大原(おはら)


