【実家の民泊リフォーム工事と京都滞在の記録|2024年11月〜12月】#894 介護振り返りnote090
2024年11月中旬から、京都市東山区にある実家のリフォーム工事が始まりました。
この家は2008年に建て替えたもので、築16年になります。
両親はありがたいことに元気で、現在は下京区のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)で暮らしています。実家はしばらく空き家になるため、「住宅宿泊事業」、いわゆる民泊として活用することを目的に、リフォーム工事をスタートさせました。
▼リフォーム工事の主な内容
- 母が使っていた和室(仏壇のある部屋)に壁を新設し、間仕切りを設置
- 消防法に対応するための消火器設置や消防検査対応
- ガスコンロを撤去し、IHクッキングヒーターに交換
- 築16年で傷みが目立ってきた壁紙を全面張り替え
…など、民泊としての基準を満たすために、なかなか大掛かりな工事になりました。
工期は約1か月間、2024年12月20日ごろまでを予定。
▼工事期間中の京都滞在とホテル事情
リフォーム期間中、僕は両親の遠隔介護のため京都に滞在する機会が何度かありました。
しかし実家には泊まれないので、久しぶりのホテル暮らしになりました。
合計で3回、ホテルに泊まりながらの京都滞在となりましたが、それぞれ印象深い体験だったので簡単にまとめておきます。
【1・2回目】11月中の滞在:カプセルホテルに宿泊
11月の京都は観光ハイシーズン。特に紅葉の時期ということもあって、ビジネスホテルはほぼ満室、しかも宿泊料金も高騰していました。
そのため、二条城の近くにあるカプセルホテルを選びました。

カプセルホテルは「寝るだけ」の利用には十分で、日中は外で活動しているので特に不便は感じませんでした。
また、二条城周辺は実家や両親が暮らすサ高住にもアクセスしやすく、立地的にも◎でした。
外国人観光客が非常に多く、京都の宿泊事情の厳しさをリアルに体感したのがこの時期です。
【3回目】12月中旬の滞在:ビジネスホテルが予約しやすくなる
3回目の京都滞在は12月中旬。紅葉シーズンが終わったタイミングで、京都駅近くのビジネスホテルがすんなり予約できました。
料金も11月に比べるとぐっと下がっていて、季節による宿泊需要の差を肌で感じることができました。
実際、ホテルですれ違う宿泊客の約9割は外国人の方々。修学旅行シーズンも外れていたため、日本人の姿は少なかった印象です。
実家のリフォームと民泊事業の進捗
リフォーム工事自体は非常に順調に進みました。
担当の工務店の現場監督さんもとても丁寧で、工事内容はもちろん、観光地ならではの課題である近隣への配慮や工事車両の手配などもスムーズに対応していただけました。
また、住宅宿泊事業(民泊)としての届出手続きは、行政書士の方がしっかりサポートしてくれましたし、実際の運営については、委託を予定している管理会社の社長と何度も打ち合わせを重ねながら準備を進めています。
まとめ|2025年からの民泊運営に向けて
この数回の京都滞在と実家のリフォームを通じて、京都の観光動向や宿泊事情を体感できたのは、今後の民泊運営にとって大きな経験となりました。
2025年から始まる実家の民泊事業も、地域や観光客のニーズを考慮しながら、しっかり運営していきたいと思っています。
このようなリフォーム体験や民泊準備の過程は、これから同じように空き家活用を考えている方にもきっと参考になるはずです。
僕の体験が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
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