第139回 父の逝去から百か日・納骨まで。相続手続きと法要のタイムライン備忘録#1200
身近な家族が亡くなった後、悲しみに暮れる間もなく始まるのが膨大な事務手続きと法要の準備です。2025年12月に父を亡くした僕が、百か日の納骨を終えるまでの約3ヶ月間、どのようなスケジュールで動いたのかをまとめました。これから相続や法要を控えている方の一助、そして僕自身の備忘録として記します。
目次
12月:葬儀と同時並行で進む「初動」の手続き
父が旅立ったのは2025年12月8日のことでした。死亡届の提出は葬儀社の方が代行してくれましたが、そこからは僕自身が動くべき項目が目白押しでした。
- 12月9日・10日(通夜・告別式): 葬儀当日には、二次被害を防ぐため父が保有していた3つの銀行口座を凍結させました。同時に、司法書士へ実家の不動産相続手続きを依頼。スピード感が重要と考え、早めにプロの手を借りました。
- 年金の手続き: 厚生年金・共済年金は10日以内に連絡が必要です。母の代わりに僕が手続きを行うため、1月に東京の事務所で予約を取りました。
- 12月11日: お寺への挨拶とお布施等の対応。並行して、父が最後を過ごしたサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の片付けとインフラ(電気・ガス)の停止を行いました。
- 年内の整理: 初七日法要(23日)を経て、27日には業者に依頼してサ高住の荷物を搬出・退去。28日には父のスマホも解約し、年内にある程度の物理的な整理を終えました。
1月:四十九日に向けた準備と年金・インフラ解約
年が明けてからも、一つずつタスクを消化していきました。
- 1月上旬: 実家の火災・地震保険の名義変更、サ高住で使っていたWi-Fiの解約を行いました。6日には菩提寺で今後の打ち合わせを行い、住職に紹介された仏具店で四十九日に間に合うようお位牌を手配しました。
- 1月9日: 年金事務所にて代理手続き。母が要介護であることを提示し、無事に進めることができました。
- 1月24日(四十九日法要): この日は法要のみを行い、納骨は先送りとしました。
2月・3月:不動産登記の完了と百か日の納骨
2月に入ると、法的な手続きが形になり始めました。
- 2月下旬: 不動産の相続登記が完了。司法書士に作成してもらった「法定相続情報」を手に、凍結していた3つの銀行へ予約を入れ、相続手続きを本格化させました。
- 3月初旬: 銀行の手続きが完了。これで不動産と金融機関の整理がついたため、次は相続税の申告が必要かどうかを判断すべく、税理士事務所との打ち合わせに入りました。
- 3月16日(百か日法要): この節目をもって、無事に納骨を済ませることができました。
振り返って:経験が支えとなった3ヶ月間
振り返れば、2021年に叔母が亡くなった際、認知症の症状が出始めていた母に付き添って相続を経験したことが大きな糧となっていました。一連の流れを一度把握できていたからこそ、今回は比較的スムーズに、迷わず動けたのだと感じています。
納骨を終えて一区切りつきましたが、次は京都の初盆、そして一周忌が控えています。何より、母の介護はこれからも続いていくため、ここで気を緩めるわけにはいきません。一つひとつの供養を大切にしながら、しっかりと母を支えていこう、そう強く思ったのでした。
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