✨ 誰もが惹きつけられる場所!京都・伏見稲荷大社の魅力徹底ガイド#1031
全国に約3万社ある「お稲荷さん」の総本宮、伏見稲荷大社。誰もが知る千本鳥居の絶景だけでなく、その創建には餅や白鳥にまつわるユニークな伝承が秘められています。
この記事内容から抜粋した練習問題5問☆
- 伏見稲荷大社の主祭神として祀られている、農業・五穀豊穣の神様の名前を漢字で記述してください。
- 神様が伏見稲荷の地に降臨したと伝えられる、2月の行事の日を何と呼びますか。
- 大社を創建したとされる人物で、その名が「稲荷」のルーツとなった伝承に登場する人物の名前をフルネームで記述してください。
- 創建者の「秦(はた)」と、神のお使いである狐の好物とされる食材を組み合わせ、節分に食べると縁起が良いとされる料理の具材を2つ記述してください。
- 毎年6月10日に行われる、豊作を祈願する神事の名称を記述してください。
☆回答は記事の最後にあります。
この記事では、創建者の名前から読み解く「稲荷」のルーツや、初夏の「田植祭」など、歴史を知ることで参拝がもっと楽しくなる情報をお届けします。
目次
⛩️ 伏見稲荷大社とは?—「お稲荷さん」の総本宮
- 全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮であり、京都を代表するパワースポットの一つです。
- 主祭神である**宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)**は、古くから農業の神様、つまり「稲が成る(いねなり)」=「いなり」の神として信仰されてきました。現在では、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全の神様として知られ、国内外から多くの参拝者が訪れます。

📜 創建と名前の由来にまつわる伝承
- **秦伊呂具(はたのいろぐ)**が、大社を創建したと伝えられています。
- 【稲荷(いなり)のルーツ】
- 秦伊呂具が餅を的にして矢を射たところ、その餅が白鳥となって飛び立ち、山の峰に降り立ちました。
- その降り立った場所に稲(イネ)が生えたことから、これが**「イネナリ」、転じて「イナリ」**(稲荷)の伝承になったとされています。これが伏見稲荷大社を建てるきっかけとなりました。
- 【神の降臨】
- 神様がこの地に降臨したのが、2月の初午(はつうま)の日と伝えられており、この日が現在も縁日として大切にされています。
🥢 節分に食べると縁起が良い「伏見稲荷」にちなんだ料理
- 創建者の名、秦伊呂具(はたのいろぐ)の「秦(はた)」を「はた」菜に、稲荷の神様のお使いである狐の好物とされる「薄揚げ」を組み合わせた、風習が伝えられています。
- 「はた」菜と薄揚げを辛子で和えて食べると縁起が良いとされています。この薄揚げを使った料理は、現代の「いなり寿司」や「きつねうどん」のルーツとも言えるかもしれません。
🌾 豊作を願う初夏の行事「田植祭」
- 毎年6月10日に行われる、五穀豊穣を祈願する神事です。
- 神楽女(かぐらめ)が優雅な**御田舞(おんだまい)**を舞い、早乙女(さおとめ)が神田で実際に田植えを行います。
- 神事が終わると、参拝者には縁起物として「御田の玉」と呼ばれる苗が授与され、初夏の穏やかな古都の雰囲気を味わうことができます。
伏見稲荷大社の歴史や祭りの背景を知ると、千本鳥居をくぐる際の感動も深まりますね。

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前述の練習問題の解答☆
- 宇迦之御魂大神
- 初午の日(はつうまのひ)
- 秦伊呂具(はたのいろぐ)
- はた菜、薄揚げ(油揚げ)
- 田植祭(たうえさい)


