⛩️【京都検定必勝】知っておきたい「あ行」の古社!ご利益と歴史の備忘録#1017

京都検定合格を目指すあなたへ!「あ行」から始まる京都の古社、新日吉神社、大原野神社、大豊神社の重要ポイントを徹底解説。後白河上皇や藤原氏など、歴史上の人物との繋がりや知っておきたい伝承をまとめています。

この記事内容から抜粋した練習問題5問☆
  1. 後白河上皇が比叡山延暦寺の守護神である日吉山王の神霊を勧請して創建し、創建当初は今熊野瓦坂にあった神社名を漢字で答えなさい。
  2. 平安遷都後、藤原氏の氏神として崇敬され、桓武天皇の皇后である藤原乙牟漏(ふじわらのおとむろ)が奈良の春日大社の神霊を勧請したことで始まった神社名を漢字で答えなさい。
  3. 大原野神社の参道そばにあり、清和天皇の産湯の水を汲んだという伝承があり、大伴家持が歌に詠んだとされる井戸の名前を漢字で答えなさい。
  4. 応仁の乱で荒廃した大原野神社を再興した天皇は誰ですか。漢字で答えなさい。
  5. 鹿ケ谷にある大豊神社で、本殿横に樹齢約400年のものがあると伝えられている木の種類を答えなさい。

☆回答は記事の最後にあります。

この備忘録で、合格への知識を効率よく定着させましょう!

はじめに:合格への第一歩!「あ行」の重要神社を徹底攻略

京都検定合格を目指す皆さん、お疲れ様です!私自身の受験勉強の備忘録として、特に重要な「あ行」から始まる神社をピックアップしてまとめました。

このメモを参考に、古都の歴史と文化に触れながら、効率よく知識を定着させていきましょう!


新日吉神社(いまひえじんじゃ)

カテゴリ詳細
場所京都市東山区(智積院の北側、明治以降に現在地へ)
ご利益皇室の崇敬篤い社、開運招福、厄除けなど
歴史・由来後白河上皇が、比叡山延暦寺の守護神である日吉山王(ひえさんおう)の神霊を勧請して創建したのが始まり。
特記事項創建当初は、現在地より南の**今熊野瓦坂(いまくまのがわらざか)**にあった。

大原野神社(おおはらのじんじゃ)

カテゴリ詳細
場所京都市西京区大原野
ご利益縁結び、子授け、安産、家内安全など
歴史・由来奈良から長岡京に遷都した桓武天皇の皇后、**藤原乙牟漏(ふじわらのおとむろ)**が、奈良の春日大社(かすがたいしゃ)の神霊を勧請したのが始まり。
特記事項* 平安遷都(794年)ののちも、藤原氏の氏神として崇敬を集めた。
* 応仁の乱で荒廃したが、**後水尾天皇(ごみずのおてんのう)**によって再興された。
* 参道そばの**「瀬和井(せがい)」**は、清和天皇の産湯の水に使われたという伝承がある。
* 大伴家持の歌、「大原や瀬和井の水を手に結び、鳥は鳴くとも遊びてゆかん」に詠まれている。

大豊神社(おおとよじんじゃ)

カテゴリ詳細
場所京都市左京区鹿ケ谷(ししがたに)
ご利益厄除け、病気平癒など
歴史・由来887年、宇多天皇が即位した際、疫病退散を祈願して創建されたのが起源とされる。
特記事項* 狛ねずみが有名。学問の神、菅原道真公に因むとされ、学業成就にご利益があるとも。
* 本殿横にあるもみの木は、樹齢約400年と伝えられる。

📝おわりに:この勢いで次へ!

「あ行」の神社だけでも、京都の歴史の重要な局面が凝縮されていますね!特に、遷都や上皇、天皇、そして藤原氏といった重要人物との繋がりを意識して覚えると、理解が深まります。

引き続き、「い行」以降の神社についてもまとめていきますので、ぜひご活用ください!

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この記事を書いた人
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ロスジェネ40代の、あれこれ記録帳を運営しています。
京都市出身、現在は東京都江東区に住まい、妻と一緒に小学生&保育園の二人の子育て中。両親の介護で京都との二拠点生活です。
「野菜作りを楽しむ」をコンセプトにした家庭菜園や農体験の運営を仕事として10年やってきました。今は独立して様々な情報発信などのお仕事と、不動産の管理などをしています。

前述の練習問題の解答☆
  1. 新日吉神社
  2. 大原野神社
  3. 瀬和井(せがい)
  4. 後水尾天皇(ごみずのおてんのう)
  5. もみの木

Posted by ロスジェネ40代の、あれこれ記録帳