⛩️【京都検定対策】伏見のパワースポット!御香宮神社の「御香水」と歴史を深掘り#1018
京都検定の受験を目指すあなたへ!
この記事内容から抜粋した練習問題5問☆
- 御香宮神社は、境内に湧き出す水が有名で、この水が湧き出したとされる年号(和暦)を答えなさい。
- 御香宮神社は、主祭神の一柱である神功皇后のご利益から、どのような神として信仰を集めているか。2つのご利益を答えなさい。
- 御香宮神社の社名「御香宮」は、ある天皇から賜ったものとされています。その天皇の名前を答えなさい。
- 豊臣秀吉は伏見城築城の際、御香宮神社を移転させましたが、その目的は何だったか。簡潔に答えなさい。
- 御香宮神社の例大祭は、一般的にどのような名称で知られているか答えなさい。
☆回答は記事の最後にあります。
伏見エリアで最重要の神社の一つ、御香宮神社を徹底解説します。境内に湧く「御香水」の由来から、豊臣・徳川を巻き込んだ歴史の変遷、そして安産・子育ての神としての信仰まで、試験に出るポイントを網羅した備忘録です。
目次
はじめに:伏見の産土神(うぶすながみ)「御香宮神社」とは?
- 御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)は、京都市伏見区御香宮門前町に鎮座する神社です。
- 地元では**産土社(うぶすなしゃ)**として親しまれており、人々の信仰を集めています。

【検定必出!】「御香水」の由来とご利益
- 神社の代名詞とも言えるのが、境内に湧き出す**「御香水(ごこうすい)」**です。
- この水は、**貞観4年(862年)**に湧き出し、これを飲んだ人の病気が平癒したという記録があります。
- 清和天皇から「香(こう)の気(け)」がする水であるとして「御香宮」の名を賜ったとされています。
- 「御香水」は、環境省選定の「名水百選」にも選ばれています。
御祭神とご利益:安産と子育ての神様
- 御祭神は、主に神功皇后(じんぐうこうごう)、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)、**応神天皇(おうじんてんのう)**の三柱です。
- 特に神功皇后が祭神であることから、安産と子育ての神として篤い信仰を集めています。
歴史の変遷:豊臣・徳川との関わり
- 元々この地にあった神社ですが、清和天皇が**勅諚(ちょくじょう)**を発し、立派な社殿を建てさせたと伝わります。
- 豊臣秀吉は、伏見城築城の際に神社を**大亀谷(おおがめだに)**に移し、伏見城の鬼門の守護神としました。
- しかし、その後に徳川家康によって旧地の現在の場所に戻されました。この歴史的経緯は、京都検定でも問われる可能性があります。
お祭り:活気あふれる「伏見祭り」
- 御香宮神社の例祭は**「伏見祭り」**として知られています。
- 例大祭は、4月17日と10月上旬に執り行われ、地域を挙げての賑わいを見せます。

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前述の練習問題の解答☆
- 貞観4年(862年)
- 安産、子育て
- 清和天皇
- 伏見城の鬼門の守護神とするため
- 伏見祭り


