⛩️ 京都検定対策:神社の造りメモ#965

これから京都検定を目指す方向けの「神社の造り」の備忘録です。権現造(ごんげんづくり)、神明造(しんめいづくり)、八幡造(はちまんづくり)という三つの主要な建築様式について、その特徴や代表的な神社(北野天満宮、石清水八幡宮など)をコンパクトに整理。

No.設問
1本殿と拝殿の間を「石の間」でつなぎ、上から見ると「工」の字形になる神社の建築様式を何といいますか。
2社殿が前後に並び、その屋根の間に樋(とい)を渡してひと続きに葺(ふ)いた建築様式の名称を答えなさい。
3一般に豪華・華美な装飾が施されることが特徴で、京都では北野天満宮の本殿に見られる建築様式を答えなさい。
4切妻造りで平入りであり、屋根に反りがないという最も原始的な形に近いとされる神社の建築様式を何といいますか。
5京都府八幡市の石清水八幡宮の本殿に見られる、二棟の社殿を前後に並べる建築様式を何といいますか。

これから京都検定を目指す人のための神社の造りに関する備忘録です。


権現造(ごんげんづくり)

本殿拝殿の間を石の間(いしのま)でつないだ様式です。

  • 上から見ると「」の字形になるのが特徴です。
  • 一般に豪華華美な装飾が施されます。
  • 北野天満宮(京都市上京区)や日光東照宮(栃木県)などで見られます。

神明造(しんめいづくり)

最も原始的な建築様式に近いとされる造りです。

  • 切妻造りで、屋根の棟と平行な面を正面とする平入り(ひらいり)です。
  • 屋根に反りがない直線的なデザインが特徴です。
  • 代表例は伊勢神宮正殿(三重県)です。

八幡造(はちまんづくり)

社殿を前後に並べて配置した様式です。

  • 前後の社殿の屋根の間(とい)を渡して、全体をひと続きの屋根で覆います。
  • 代表例は石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう、京都府八幡市)です。

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ロスジェネ40代の、あれこれ記録帳を運営しています。
京都市出身、現在は東京都江東区に住まい、妻と一緒に小学生&保育園の二人の子育て中。両親の介護で京都との二拠点生活です。
「野菜作りを楽しむ」をコンセプトにした家庭菜園や農体験の運営を仕事として10年やってきました。今は独立して様々な情報発信などのお仕事と、不動産の管理などをしています。

No.回答
1権現造(ごんげんづくり)
2八幡造(はちまんづくり)
3権現造(ごんげんづくり)
4神明造(しんめいづくり)
5八幡造(はちまんづくり)

2025年11月11日

Posted by ロスジェネ40代の、あれこれ記録帳