京都・東山区の実家で民泊スタート!桜シーズンの運営体験記と課題整理#929
実家で住宅宿泊事業をスタート
2025年3月、約1年かけて準備してきた京都・東山区の実家(一軒家・木造2階建て)で、住宅宿泊事業を始めました。
宿泊客の募集や日々の清掃・運営は、京都で数多くのゲストハウスを手がけてきた運営事業者に委託しています。

募集は「楽天トラベル」などの一般的なホテル予約サイトではなく、民泊やゲストハウス向けの予約サイトがメイン。特に海外からの観光客に利用されやすい仕組みを取り入れました。
桜シーズンでいきなり満室に
3月から4月は京都が最も賑わう桜のシーズン。インバウンド需要に合わせて開業した結果、3月後半から4月にかけてはほぼ満室が続きました。
特に驚いたのは「連泊の多さ」です。3泊〜4泊は当たり前、中には10日以上、長い方では2週間滞在される方もいました。
そのため「チェックアウトとチェックインの間に荷物を取り出せばいい」と安易に考えていた僕の想定は外れ、実際にはほとんど立ち入れない状態に(笑)。新しい発見でした。

運営中に見えてきた課題
スムーズな運営の裏側では、小さなトラブルも発生しました。
- ウォシュレットの故障
新築から15年以上交換していなかったため経年劣化。両親も使っていなかったので気づかず。 - 物干しスペース不足
片付けの際にハンガーラックを処分していたため、洗濯物を干す場所が足りない問題に。 - 収納スペースの誤解
替えシーツを収納する押入れは鍵付きで関係者専用にしていましたが、ゲストが誤って開けようとするトラブルも。

運営会社から随時報告を受け、改善策を検討しながら一つずつ解決していきました。
春の観光ピークを終えて
京都の3月〜4月上旬は肌寒い日も多く、雨や風が強いこともあります。実際には5月頃が一番観光に適していると感じつつも、桜シーズンからゴールデンウィークまで観光ピークを無事に乗り切れました。
6月は休業&改修期間に
住宅宿泊事業は年間180日までという日数制限があります。そのため6月は休業とし、春の運営で見えてきた「改善すべき設備」の改修工事を行いました。
次は7月からの宿泊再開に備えて準備を進めています。

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