【実家の活用と地域とのつながり】両親のサ高住移住から1年、変わらぬ町の温かさに感謝 #915 mission111
両親が長年暮らしていた実家を離れ、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)へ移ってから、早くも1年以上が経ちました。
僕は現在、実家を介護対応時の帰省拠点として活用しつつ、不在時には民泊として運用しています。2025年春から民泊運営を本格的に始め、地域との関わりを保ちながら実家を活用する新しい形に挑戦しています。
実家と地域への想い
この実家と地域には、僕が生まれてから大学進学までの19年間、お世話になりました。両親の介護が必要になり始めた2020年頃からは、地域の立ち飲み屋のおかみさんでもあり民生委員を務める方に、様々な相談に乗ってもらってきました。
両親がサ高住へ引っ越す際には、そのことを地域の方々に知らせるため、町内会で回覧板を回してもらうなど、細やかな配慮もしていただきました。今でも、地域の人々が「一人っ子の僕」を見守ってくれるようなあたたかい空気があり、この町に育ったことを誇りに思っています。
2025年春、新たな町内会の顔ぶれと変化
新年度となった2025年春、町内にもいくつかの変化がありました。
- 実家を含む町内会の会長に、なんと僕の小学校時代の同級生の女の子が就任しました。昔から勉強ができる優秀な子でしたが、地域活動に手を挙げるようなイメージはなかったので驚きました。聞けば、町内会の班長職が順番に回ってくる仕組みで、ちょうど彼女の番が来たとのこと。それでも引き受けた姿勢は立派だと思います。
- 実家のある班の班長さんは、近くの研究施設で教授をしているイギリス出身の方。60代で日本語も堪能な方で、町内会の一員として積極的に関わっておられます。国際化が進む現代らしい出来事だと感じました。
お寺とのつながりと家族の歴史
実家の隣には京都らしいお寺があり、そこには僕の祖父母のお墓もあります。我が家は代々このお寺の檀家であり、祖父や父もお寺の行事などに積極的に参加してきました。住職の方も、両親の近況を気にかけてくださり、変わらぬご縁を感じています。近い将来、僕自身もお寺のお手伝いをしたいと考えています。
これからも、両親と地域とともに
住まいこそ変わりましたが、両親は今も元気に過ごしており、地域の人々に支えられながら新たな日々を送っています。僕自身も、これまで支えてくれた地域に感謝しつつ、実家を軸に地域とのつながりを大切にしていきたいと考えています。
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