京都で進める3つの不動産活用|両親の引っ越しをきっかけに始めた僕の取り組み(2025年2月)#899 mission095

両親がサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)へ引っ越したのを機に、実家や親族の不動産の活用を進めることになりました。京都市内で進行中の3つの不動産案件について、2月時点での進捗をまとめておきます。


① 左京区の実家跡地:売却活動の現在地

まず一つ目は、左京区にある母方の実家跡地。老朽化した建物の解体を見据え、土地を売却する方向で動き始めて約2か月が経ちました。

この2月は、仲介をお願いしている不動産会社さんとの確認作業が中心でした。

「関西では価格交渉があるのが普通なので、少し高めの設定で出しましょう」とのアドバイスを受けていたとおり、やはり「もう少し安くなりませんか?」という交渉がいくつか入ってきました。

ただ、信頼している担当者さんからは、

  • 「もう少し粘って大丈夫そうです」
  • 「この価格が落としどころではないでしょうか」

といった的確なサポートがあり、安心して進められています。

また、購入希望者からは固定資産税や私道との境界線の確認など、細かい質問や調査依頼も出てくるようになってきました。こうした細部の確認が始まると、売却の話もいよいよ現実味を帯びてきます。

目標としては、春までに売却先を決定できるよう動いています。


② 左京区の貸家:入居者が決定、新生活スタートへ

二つ目は、同じく左京区にあるもう一軒の家。こちらは賃貸物件として活用しており、2月にようやく新しい入居者が決まりました。

入居申し込みから審査もスムーズに進み、春から結婚予定のカップルが新居として使ってくれることに。契約者は女性の方で、保証人はお父さま。お二人とも飲食業に携わっていて、将来的には自分たちのお店を持ちたいという夢もあるようです。

僕としては、母とその家族が50年近く住んできた場所が、リノベーションを経て、令和の新しい生活のスタート地点になるというのが、何とも感慨深いです。

2月末には早くも引っ越しが完了し、新生活が始まりました。

ただし…給湯器トラブルが発生

入居直前、思わぬトラブルもありました。
リフォーム後、内見時以外はブレーカーを落としていたのですが、これによって給湯器の電源もオフに。2月の京都の寒さで配管が凍結し、新品だった給湯器が破損してしまいました。

本来、冬場は凍結防止機能を働かせるために、給湯器の電源は切らずにおくべきだったのです…。

幸い、すぐに給湯器を交換でき、入居までには間に合わせることができましたが、思わぬ出費とともに、大きな学びとなりました。


③ 東山区の実家:住宅宿泊事業の届け出完了

三つ目は、東山区にある僕の実家。こちらは住宅宿泊事業(いわゆる民泊)としての活用を進めています。

2月上旬、無事に京都市への届け出が受理され、正式に営業可能となりました。

実際の運営は、京都市内のゲストハウス管理会社に委託しますが、事業主としては僕が代表を務める合同会社が対応する形です。

3月下旬からの営業スタートに向けて、現在は急ピッチで準備中。家具や家電の設置、予約受付の体制づくりなど、やることは山積みですが、こちらも着実に前進しています。


おわりに|不動産活用は「暮らしのバトン」

両親の暮らしが変わったことで、動き出した不動産の整理と活用。

ただ手放すだけでなく、次の世代の暮らしや挑戦に繋がるような形にできればと思いながら取り組んでいます。

引き続き、京都での不動産活用の記録をこのブログで残していきます。

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京都市出身、現在は東京都江東区に住まい、妻と一緒に小学生&保育園の二人の子育て中。両親の介護で京都との二拠点生活です。
「野菜作りを楽しむ」をコンセプトにした家庭菜園や農体験の運営を仕事として10年やってきました。今は独立して様々な情報発信などのお仕事と、不動産の管理などをしています。

2025年6月2日

Posted by m3-f.site