両親のサ高住引っ越し大作戦!万全の準備と直前の大どんでん返し #845【介護振り返りnote041】
両親のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)への引っ越しが、いよいよ間近に迫ってきました。
引っ越し予定日は、2024年2月14日。
当初の計画では、以下のように段階的に移動を進めるつもりでした。
- 午前中:父が先に新居へ移動し、昼食は食堂で一人でとってもらう
- 午後:母を移動させ、夕食は二人そろって食堂でとる
というスケジュールです。
両親を別々に移動させる理由
移動には、僕がカーシェアで借りる車を使用する予定です。
あえて両親を別々に移動させるのには、いくつか理由がありました。
ひとつは、同時移動による小競り合い・口喧嘩を避けるため。
もうひとつは、母を先に移動させると、午後に父が不在のまま一人で新しい環境に置かれることになり、認知症の症状がある母が混乱する恐れがあったためです。
また、一人ずつの移動であれば、それぞれの移動に合わせて**必要最低限の荷物(段ボール数箱と家電など)**を分けて運べるため、搬入作業もスムーズになります。
施設の担当者や、高齢者向け住宅紹介の「お助けマン」さんの助言も受けて、この段取りに決めました。
引っ越し前の京都入りと準備
引っ越しに先立ち、僕は2月12日に京都入りする計画でした。
丸2日あれば、日中に必要な準備を一人でこなせる見込みです。事前に買い揃えるものは、シーツや100円ショップで手に入る生活小物、サニタリーグッズなど。
それ以外の家具・家電は、アウトレットや中古品で対応することにしました。
家具・家電の手配と現地確認
父は「要支援1」のため介護サービスを利用できず、ベッドは自費で福祉用具をレンタル。
施設側には、ゴミ出しのルールや照明器具の有無なども確認しました。
部屋の窓のサイズを測って物干し竿の長さをチェックし、洗濯機置き場の寸法も確認しました。
こうした準備作業は、かつて15年間続けていた一人暮らしの賃貸生活を思い出すような懐かしさがありました。
モノや色へのこだわりが少ない両親なので、僕一人で測って選び、すぐに購入できる点は助かりました。
ただ、2部屋分の準備が必要なため、作業量は単純に2倍です。
冷蔵庫と洗濯機も2台ずつ用意
洗濯機は、それぞれの部屋に1台ずつ設置が必要だったため、手頃な価格の同じ型を2台手配しました。
冷蔵庫も実家の大型3ドアのものではなく、2ドアのコンパクトな機種をそれぞれの部屋に設置。
特に冷蔵庫の配置にはこだわりました。
母の部屋には、上段が冷凍・下段が冷蔵のタイプ。
一方で父の部屋は、上段に冷蔵室がある機種を選びました。これは、足腰が弱くなった父がしゃがまずにビールや飲み物を取り出せるようにとの配慮からです。
最後に突きつけられた“中止”の一言
こうして、時間単位で予定を組み、久々の長期京都滞在に向けた準備を進めていました。
前日には父に電話で「明日、予定通りそっちに帰るからね」と伝えました。
ところが、その返事は思いがけないものでした。
「お母さん、行かへん言うてるから、引っ越し全部中止にしてくれ」
準備を整えてきた僕にとっては、まさに青天の霹靂でした。
予定通りにいかないのが介護であり、人生の難しさでもある——そんな現実を痛感する瞬間でした。
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