#289【プリンアラモード紀行⑦】横浜・ホテルニューグランド ザ・カフェ

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・プリン、プリンアラモードが好きな方
・純喫茶、喫茶店、昔ながらのカフェが好きな方
・横浜でスイーツ、デザートを食べたい方

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子どもの頃から大好きで、ちょっと贅沢なデザート、だったプリンアラモード。各地のプリンアラモードを食べ歩きしています。

プリンアラモード

アラモードは、a la mode=フランス語で「流行の」「最新の」「洗練された」という意味の言葉に由来します。料理用語としてのアラモードは中世の頃に生まれました。

カスタードプリンにクリーム類やフルーツを添えたデザートであるプリンアラモードは、日本発祥で、神奈川県ホテルニューグランド「ザ・カフェ」が起源とされています。

今回は、プリンアラモードの発祥、神奈川県横浜市のホテルニューグランド、ザ・カフェさん。

ホテルニューグランド

最も横浜らしい街と言われる山下町に、昭和初期に誕生したヨーロッパスタイルの正統派ホテルが「ホテルニューグランド」。
日本と外国との往来の主流が船で、横浜港はその玄関口として賑わいました。

しかし多数あった渡航者向けのホテルはいったん、大正12年の関東大震災で焼失。
復興として昭和2年に開業したのが、今も続く歴史ある建物の「ホテルニューグランド」です。

歴史ある建造物、そしてザ・カフェ

訪れた11月23日は関東地方一日中雨の日。
ホテルニューグランドのレストランもカフェも、宿泊客だけでなく大混雑!結局2時間待ち!となりました、、

欧風の佇まいの建造物、ゆっくり拝見し時を過ごすことができました。

プリンアラモードをいただくカフェは、建物の1階にあります。
お食事、ということであれば予約席がいくつかあるようなので、特に土日祝日は予約がお奨めです。

↑メニューにしっかりと、発祥の地のプリンアラモードが。

元祖・プリンアラモード登場!

こちらが王道、元祖のプリンアラモードです。
自家製のカスタードプリンに、生クリーム、フルーツ(キウイ、リンゴ、チェリー、オレンジ、プルーン)、バニラアイスという構成。

プリンは硬め、というわけでもなく、程よい柔らかさでした。

キウイには酸味があり、バニラのあと口の中をリセットするのにとても良い感じでした。

プリンアラモードはこのホテルニューグランドの地で、アメリカ人将校夫人たちを喜ばせたいと、当時のパティシエが考案したメニューだったんですね。
アメリカ人でも満足できるボリュームと華やかさがポイントなんです。

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ナポリタン、シーフードドリアも発祥

この日の食事にはナポリタンを注文。

記録によるとホテルニューグランドの2代目料理長が、かつて茹でたスパゲッティに塩・胡椒・トマトケチャップを和えた食べ物を米兵が食べていたのを見て、アレンジで作った一品だったとか。

プリンアラモード、ナポリタン、そしてなんと、体調を崩した外国人客のために、喉の通りの良いものを、と即興で作られた「シーフードドリア」もこのホテルニューグランドが起源だったんですね。

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京都市出身、現在は東京都江東区に住まい、妻と一緒に小学生&保育園の二人の子育て中。両親の介護で京都との二拠点生活です。
「野菜作りを楽しむ」をコンセプトにした家庭菜園や農体験の運営を仕事として10年やってきました。今は独立して様々な情報発信などのお仕事と、不動産の管理などをしています。

2024年1月17日

Posted by m3firm