【京都で不動産活用プロジェクト始動】左京区・東山区での実家・空き家をリノベーション&活用へ #887 mission083
2024年の夏から、京都で僕が中心となって動かしている3件の不動産活用プロジェクトが、いよいよ本格的にスタートしました。
対象となるのは、左京区にある母方の実家2軒と、東山区にある僕自身が19年間暮らした思い出の実家。
いずれも長年空き家になっていたり、高齢化によって使われなくなっていた家を、リフォーム・売却・民泊などそれぞれに合った形で再生していく計画です。
①【左京区A】古民家をリフォームして貸家に
まず一つ目は、京都市左京区にある母の実家A。昔ながらの日本家屋を、貸家として活用するためリフォーム工事を始めました。
この物件では、住居部分の改修に加えて、仏壇のあった“物置”として使われていた和室を、僕が管理できるように一部屋整える予定です。
- リフォーム開始:2024年8月
- 完成予定:2024年末
- 活用方法:賃貸住宅+仏間の管理部屋
築年数が古いため、伝統的な趣を残しつつ、現代的な使いやすさも取り入れたリノベーションを進めています。
②【左京区B】老朽化が進んだ実家は建物付き土地として売却へ
母は6人兄妹でしたが、いまは母だけが健在。そのため、もう一軒の母の実家Bも僕が管理することになりました。
こちらも日本家屋でしたが、Aよりも老朽化が進んでおり、再生は難しいと判断。建物付きの土地として売却することにしました。
この家には仏壇があり、売却前にAのリフォーム完了を待って仏壇をそちらへ移設し、引き続き管理していく計画です。
- 売却予定時期:2025年春
- 仏壇の移設:Aの完成後に対応予定
③【東山区の実家】民泊施設として再生計画スタート!
最後は、僕が生まれてから19年間暮らした、京都市東山区の実家です。両親はすでにサービス付き高齢者向け住宅へ引っ越し、この家は現在空き家状態。
東山区はインバウンド観光で注目を集めているエリア。そこでこの実家は「住宅宿泊事業(いわゆる民泊)」として活用することに決めました。
- 不用品の処分:2024年10月まで
- リフォーム工事:2024年11月~12月
- 消防検査→届出:2025年1月
- 開業予定:2025年3月(春)
施設としての基準を満たすため、以下のような改修も進めています:
- 消火器の設置
- ガスコンロ→IHへの変更
- 内装美装(壁紙、床、照明などの更新)
- 仏間として一部屋を確保し、僕が滞在できるように
施設運営は、京都で複数のゲストハウスを運営している信頼できる会社に業務委託。
設備の残す・捨てるの判断(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンは再利用)や、防火基準に適合しないカーテンの全撤去など、細かい調整も進んでいます。
当初は不明点ばかりで戸惑いましたが、経験豊富なパートナーのおかげで、全体像がようやく見えてきました。
今後の展望
空き家を放置せず、今ある資産をうまく活用することは、家族や先祖とのつながりを感じる作業でもあります。
それぞれの家が、誰かにとって価値ある場に生まれ変わってくれるよう、これからも丁寧に進めていきます。

リフォームの進捗や、民泊オープンまでの準備状況なども、引き続きこのブログで発信していきますので、どうぞよろしくお願いします!
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