花街をどりの用語#937
京都検定合格を目指すなら、花街の行事や合同公演は必出の重要テーマです。この記事では、京都五花街が新年に集う「初寄り」や、5つの花街の芸舞妓が一堂に会する「都の賑わい」など、舞踊公演に関する必須用語を徹底解説。これから京都検定に挑む方のための備忘録としても最適なコンテンツです。
この記事内容から抜粋した練習問題10問☆
- 「初寄り(はつより)」とは、宮座・組合・団体のメンバーが新年に初めて集まる行事ですが、この行事における花街側の最も主要なメンバーは何と呼ばれる人たちですか?
- 祇園甲部において「初寄り」が例年行われる日付を答えなさい。
- 祇園甲部の「初寄り」において、芸舞妓が舞踊の御師匠さんの家でいただく、新年の祝いの盃とともによばれる正月らしい食べ物は何ですか?
- 「初寄り」の締めくくりとして、芸妓・舞妓が組んで行う、新年の稽古始めを意味する行動は何ですか?
- 京都五花街合同で行う舞踊公演の名称を、通称(愛称)で答えなさい。
- 京都五花街合同公演の正式名称を答えなさい。
- 京都五花街合同公演が初めて開催された年を、元号で答えなさい。
- 京都五花街合同公演「都の賑わい」を構成する五花街をすべて挙げなさい。
- 京都五花街合同公演を主催する財団法人の愛称を答えなさい。
- 京都五花街合同公演「都の賑わい」が例年開催される時期は、何月の何週目の週末ですか?
初寄り(はつより)
- 花街で、宮座・組合・団体のメンバーが新年に初めて集まる行事。
- 特に祇園甲部では、毎年1月13日に行われます。
- 芸舞妓が舞踊の御師匠さんの家に集まり、**盃(さかずき)**をいただき、お雑煮をよばれます。
- その後、芸妓・舞妓が組になって役員の前で舞を披露し、新年の稽古始めとします。
都の賑わい(みやこのにぎわい)
- 祇園甲部、祇園東、宮川町、先斗町、上七軒の京都五花街が合同で行う舞踊公演です。
- 正式名称は**「京都五花街合同伝統芸能特別公演」**。
- **平成6年(1994年)**に始まりました。
- **公益財団法人京都伝統伎芸振興財団(愛称:おおきに財団)**が主催しています。
- 開催時期は、例年6月下旬の土曜日・日曜日の2日間に行われています。(開催日程は年によって変動するため、要確認)
- 五花街の芸舞妓が一堂に会し、各花街の舞を披露する貴重な機会です。
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前述の練習問題の解答☆
- 芸舞妓(芸妓・舞妓)
- 1月13日
- お雑煮
- 舞を披露(または、舞の披露)
- 都の賑わい(みやこのにぎわい)
- 京都五花街合同伝統芸能特別公演
- 平成6年
- 祇園甲部、祇園東、宮川町、先斗町、上七軒
- おおきに財団
- 6月第3土曜日・日曜日(または、6月下旬)