昭和34年築の家を高品質リフォーム|賃貸活用と仏壇移設を両立した実家再生プロジェクト #922

はじめに:昭和34年築の家を再生するプロジェクト始動

2024年6月、京都市にある母方の実家「家屋A」のリフォーム工事がスタートしました。今回のプロジェクトは、僕が代表を務める合同会社で購入した不動産を活用し、賃貸として安定収入を得ることを目指しています。


リフォームの3つの目的

今回のリフォームには、以下の3つの明確な目標があります。

  1. 貸家として運用し、月額10~11万円の家賃収入を見込むこと
  2. 昭和34年築の木造日本家屋らしい、和風の趣を活かした高品質な仕上がりにすること
  3. もう一軒の「家屋B」から移設予定の仏壇を設置するため、別区画の「オーナー室」を設けること

この家は母が相続し、リフォーム費用の回収後には安定的な賃貸収入が得られることを目指した計画です。


計画立案と設計者との出会い

家屋Bの売却を依頼している信頼できる不動産会社の紹介で、町家リフォームに詳しい設計士さんと出会いました。2〜3回のプラン修正を経て、理想的な設計プランが完成。

この物件は2面道路に面しており(片方は私道)、それを活かして「オーナー室」専用の出入口も設けられる配置になりました。


建物の現状と課題

家屋Aは一戸建てですが、隣家と壁が接する連棟形式のため、工事ではお隣さんとの境界や外構部分の調整が必要でした。

幸い、建物の柱・梁といった構造部分は良好な状態だったため、骨組みはそのまま活かし、劣化していた壁や屋根などは状態を見ながら改修することになりました。


リフォーム予算と資材の選定

予算上限は1500万円。この範囲で、耐久性やデザイン性を兼ね備えた仕様・資材・建具などを慎重に選定していきました。


スケジュールと進行状況

2024年スケジュール:

  • 6月:設計のやり取りと最終プラン決定
  • 7月:工事契約と着工準備
  • 8月:工事着工(真夏のスタート!)

今後の予定としては、2024年末までに工事を完了し、2025年年明けから入居者の募集を開始する見込みです。


現在の工事進行状況

8月に入り、現場では以下の作業が着々と進行中です。

  • 現状壁の解体
  • 間取り変更にともなう内装と間仕切りのやり替え
  • 新たな壁紙や建具の設置

仏壇を安置する「オーナー室」も、落ち着いた空間になるよう配慮しながら施工が進められています。


おわりに

この家の再生は、ただの賃貸物件づくりではなく、家族の歴史や想いを未来へ繋ぐプロジェクトでもあります。リフォームの進捗については、今後もブログで記録していく予定です。

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この記事を書いた人
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ロスジェネ40代の、あれこれ記録帳を運営しています。
京都市出身、現在は東京都江東区に住まい、妻と一緒に小学生&保育園の二人の子育て中。両親の介護で京都との二拠点生活です。
「野菜作りを楽しむ」をコンセプトにした家庭菜園や農体験の運営を仕事として10年やってきました。今は独立して様々な情報発信などのお仕事と、不動産の管理などをしています。

Posted by ロスジェネ40代の、あれこれ記録帳