思い出の家屋B、仏壇とともに未来へ──左京区の不動産活用計画 #920

京都市左京区にある家屋Bは、木造2階建ての建物で、かつては母の妹3人が暮らしていた家です。
僕の会社が母から土地評価額相当で購入しており、将来的な運用か売却を目的として、2025年6月の決算月までに活用の方針を決めたいと考えていました。

想い出の詰まった家を活かしたい

家屋Aと比べて築年数はやや新しく、祖父母や叔父叔母の仏壇が置かれていた場所でもあります。
個人的にも、母の妹さんたちとよく遊んだ思い出があり、可能であればリフォームして貸家として再活用できないかと考えていました。

ただ現況はかなり厳しい状態で、天井の雨漏りや壁の剥がれなど劣化が激しく、専門家の意見ではリフォームよりも「取り壊して新築」の方がコスト的に現実的とのことでした。
建物自体の資産価値はなく、売却する場合も「土地価格のみ」での評価になります。

なお、立地は家屋Aよりも少しだけ、叡山電鉄の「茶山 京都造形芸術大学前」駅に近く、利便性はやや高めです。

実行計画と仏壇の移動

不動産会社の方からのアドバイスを踏まえ、次のような方針で進めることにしました。

  • 家屋Aの方をリフォームして残す
  • 家屋Bは「建物付き土地」として、土地価格ベースで売却する

この計画にあたり、大きな問題となったのが家屋Bに置かれている仏壇です。
家屋Aを残す方向で進めるので、そちらに「仏間」を新設し、工事が完了した後に仏壇を移動させるスケジュールを組みました。

仏壇の移動が完了し、家屋Bが空になったタイミングで、売却の手続きを進める予定です。

次回のブログでは、リフォームを予定している家屋Aについて詳しく書く予定です。設計から工事、そして仏間の準備に至るまでをお届けします。

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ロスジェネ40代の、あれこれ記録帳を運営しています。
京都市出身、現在は東京都江東区に住まい、妻と一緒に小学生&保育園の二人の子育て中。両親の介護で京都との二拠点生活です。
「野菜作りを楽しむ」をコンセプトにした家庭菜園や農体験の運営を仕事として10年やってきました。今は独立して様々な情報発信などのお仕事と、不動産の管理などをしています。

Posted by ロスジェネ40代の、あれこれ記録帳