#852 mission048 父の引っ越しと静まり返った実家──初めて感じた不思議な一夜【介護振り返りnote】
父の引っ越しが済んだのが2月15日。1泊後の様子を確認したいのでこの日は京都泊まり。
両親が出て行った実家に一人で。

ここ数か月、いや数年の実家でのコミュニケーションストレスから解放され、久しぶりにゆっくりできる、、かと思いきや、今までにない感覚を味わいました。
リビングには、昨日まで何かと父が腰かけていた、愛用の座椅子も持って行ったのでない。
寂しさというか虚脱感というか、疲れからなのか、夜も全く寝付けませんでした。
明け方の3時ごろにようやくうつらうつら、、でも5時ごろには目覚める。
そんな不思議な1泊でした。積もりに積もった疲労はなかなか抜けません(笑)
父の入居から1泊、母は2泊。
サ高住での生活は、問題なく行ってるようでした。
もろもろ施設長に確認して、東京に戻る段取りです。
父が入った当日から持ち込んでいましたが、まずはお酒です。
ビール。
ルールでは触れられていませんでしたが、夕飯後の晩酌程度に。ちょっと飲んで寝るくらいはOKですよ、と言われていました。
実家にいる頃には最後時間の感覚も狂っていただろうし、母との相当なストレスもあったのでかなり飲んでいたと思うのでそこからは減るでしょうが、完全NGではないことを確認していたので、冷蔵庫に数本入れていました。(スーパードライと、低アルコール度数仕立てのもの、ノンアルコールを混ぜて)
次に、2人分の日用品の補充をどうするか。
サ高住の決まりとして、簡易な病的な対応は看護師さんが見てくれる、介護保険に関わる介護サポートはヘルパーさんを中心に、食事は食堂で3食出る。
それ以外の日用品、嗜好品の手配は基本的には家族。
僕の場合は基本は東京在住で遠隔対応になるので、来た時に持ち込むか、ネットなどで手配して宅配してもらうか、です。
その宅配のときに、基本は「賃貸マンション」の形式なので、各部屋にインターホンが付いていて、郵便や宅配はそれを鳴らして入居者と直接やり取りする。受け取りに降りてくるのか、部屋まで運んでもらうのか。ところがうちの両親の場合は、
・母は耳が悪くインターホンの音は聞こえない
・父は足腰が動かず、鳴って気づいても受信機まですぐにたどり着かない
ということで、いったん本人宛にしてフロントを窓口に受け取って、部屋まで運んでもらう、事にしました。
そして父へのサービスの提供をどうするか。
僕の見立てでは、トイレの使用頻度が多いので掃除、おそらくお風呂には一人では入りきれない、洗濯がちゃんとできるか、このあたりを、母だったら介護保険のサービスとしてこのサ高住のヘルパーさんのサービスで行けるのですが、父は要支援でそうはいかない、となると自費でのサービス受けになるが、果たして現状父がどこまでサポートが必要で、自立してやれるのかの見極めが必要。ということで、しばらく様子見してもらって追って考えていこう、ということになりました。
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