#184「新型コロナとワクチン わたしたちは正しかったのか」要約的感想・学べた&気づけた10のコト

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今回は、峰宗太郎・山中浩之共著新型コロナとワクチン わたしたちは正しかったのか」(2021年12月、日経BP)を読んでみての要約的感想です。

この記事をこんな方に☆

・「新型コロナとワクチン わたしたちは正しかったのか」に興味がある方
・新型コロナの振り返りをされている方
・新型コロナ・ワクチンについて考えている方

「新型コロナとワクチン わたしたちは正しかったのか」章構成

Chapter structure

はじめに

第1章 新型コロナを考える基礎知識
第2章 いよいよ登場、治療薬が効くメカニズム
第3章 ヒトの免疫系とワクチンがタッグを組む
第4章 「変異ウィルス」は本当にコワいのか
第5章 いま、そこにある新型コロナ感染対策
第6章 科学はどうやって「正しさ」を保証しているのだろう
第7章 わたしたちはそこそこ”正しかった”?
第8章 正しさを誰も保証できないとき、どうするべきか

おわりに

学べた&気づけた10のコト

第1章から

Point

新型コロナというのはウィルスの名前で、風邪は病気の名前

「新型コロナにかかって」、、と安易に口にしてしまったりもありますが、基礎的な用語は意味をちゃんと理解しないとな、と思いました。

Point

ヒトに感染するコロナウィルスは2020年末までに知られていたのが6種類。そのうちの4種類が普通感冒(風邪)を起こす

これも第1章から。この章では同じく免疫の仕組み、無症状の潜伏期間(1日~2週間)にも触れられていました。

第2章から

Point

ワクチンを打つと、体はワクチンに含まれているウィルスの部品に反応してウィルスの侵入、感染を防ぐ「抗体」をつくり出す

ワクチンを打つと予防になる体の仕組みがわかりやすく記載されていました。

ちなみに3回接種を終えた僕の副反応のレポート記事、、

第3章から

Point

ワクチンはヒトの「免疫システム」を刺激する

第5章から

Point

新型コロナ対策として手洗い、マスクの使用が実行されたおかげか、2020年末から21年にかけて日本でインフルエンザはほとんど流行しませんでした

これは実感しますね。僕も在宅ワークも増えて通勤の際の人との接触がほとんどなくなったおかげか、冬場の風邪気味的なのもほとんどなくなりました。
それは小学校に通う長男、保育園児の長女も然りで。

Point

感染症対では睡眠と栄養こそが、まずは「予防のゴールドスタンダード」

これも結局その通りだなと感じます。

第7章から

Point

流行を抑える鍵が「3密(密集・密接・密閉)回避」だと気づいて、頭に入りやすい言葉で周知を図ったこと、米国では日本の1年遅れ

3密を避ける。
これは僕もサービスの仕事をしている上で、お客様へのメッセージとして口にしたり文字にしたり本当に自然に多用しています。その徹底を図れた、ということは成果なのでしょうね。

Point

国民も政府のことを信用しすぎている

第7章からですが、ここでは同時に、

「緊急事態宣言を出せ」と国民がみしろ求める。国民同士でケンカするのはいやなので、お上に言ってもらおうという発想

ということにも触れられていましたね。

Point

合理的に社会経済活動を回すという、いままで解決しようがなかった課題がようやく解ける段階に

学校、仕事など、当たり前に「決まっているからやっている」ことがけっこうこの2年間でブラッシュアップされたように思います。
なので、コロナ前のように戻ったら、、と考えるんじゃなくって、これからのやり方を考えてやっていけばいいじゃないか、と強く感じるようになりましたね。

第8章から

Point

現代から60年後、2081年の人たちが我々のこの新型コロナ対策をどう見るか やっぱり「こんなこと本当にやったのか」と驚く

最後の10点目は、第8章から。
科学は常に進化、進歩しているということで、今できるベストなことを考えてやる、そのシンプルさが重要に思いました。

まとめ~合わせて読みたい記事

今回は、峰宗太郎・山中浩之共著新型コロナとワクチン わたしたちは正しかったのか」(2021年12月、日経BP)の要約的感想でした。
まだまだ共に生きるための対策や変化の真っ只中ですが、これまでのことを振り返れていい機会になりました。

このコロナ禍をここまで振り返って、僕自身の中では、敢えてポジティブに捉えて「良かったこと」を5つこんな風にも考えています。

コロナ禍にありがとうと言える良かったこと

・2010年代(30代)にやってきた仕事に一区切りを付けれた
・家族との時間、大切さを再確認
・体調はよくなった(良く寝て良く栄養を摂る)
・親の介護もあり京都ー東京の2拠点生活にリズムができてきた
・合同会社を立ち上げ自己完結の事業を始めることができた

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この記事を書いた人
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京都市出身、現在は東京都江東区に住まい、妻と一緒に小学生&保育園の二人の子育て中。両親の介護で京都との二拠点生活です。
「野菜作りを楽しむ」をコンセプトにした家庭菜園や農体験の運営を仕事として10年やってきました。今は独立して様々な情報発信などのお仕事と、不動産の管理などをしています。

2023年12月24日

Posted by m3firm