#081 おすすめ食生活改善・糖質制限・ダイエット本【最強の糖質制限ガイドブック】要約的感想

m3-f blogブログです。
今回は、食生活改善・糖質制限系のおすすめ本の第3弾、「最強の糖質制限ガイドブック みるみるやせる 血糖値が下がる」(水野雅登著、アチーブメント出版)の要約的感想です。

この記事をこんな方に☆

・最近ダイエット、体質改善を始めた方
・糖質を制限して食生活を改善したい方
・食に対する理解を深めたいと思っている方

この本で学べる「糖質制限」の事

2019年に発刊されたこの本も、僕の食生活改善の一助になったバイブル本の一つです。
アキバ水野クリニックの院長先生の著者が、自らも1年間で14㎏(リアル!)の減量に成功した実体験をもとに

糖質制限を最適に行うための必要な知識について、医師の立場で詳しく解説

されています。

前回、前々回と試し掘り→網目がまだできていなくて「まだかなぁ」というのが続いていたので心配でしたが、今回全部掘り上げました。
品種や植え始めた時期によって収穫時期けっこうずれ込むこともあるんですね~

栄養のこと、食生活のこと、糖質制限のことがわかりやすく、カラー写真もふんだんに使って書かれていて読みやすい
糖質摂取ををゼロにしよう!というスタンスではなく、

「糖質を制限する」よりも「動物性タンパク質と脂質を取る」
生活習慣病がなくて健康を維持するのが目的なら、1食糖質40gまでの「プチ糖質制限」からスタート

と、健康に最も影響を与えるものは「考え方」であるという姿勢で終始書かれていました。

今回は、本の中で出てくる「糖質」と「たんぱく質」という切り口で、自分の備忘録にも兼ねて要約的感想書いてみます。

控えたい糖質について

これまで日本は、「炭水化物6割、たんぱく質2割、脂質2割」のエネルギーバランスで食事することが推奨されてきていて、実は血糖値を直接的に上げるものが、この6割取ってる炭水化物の、糖質だということ。

この本を通じて知りえた糖質に関することとして主に3つピックアップすると、

・糖質には、胃の動きを止めてしまう「糖反射」と呼ばれる作用がある
・ご飯1杯で比較すると、白米で55g程度、玄米で50g程度、実は糖質の摂取量はそんなに変わらない
・糖質は多くのがんのエネルギー源になっていて、がん細胞を作るための材料にもなる

という感じです。

途中、糖質が多く含まれている食品・食材、低糖質な食品・食材の紹介があって、僕が仕事で携わっている「野菜」のところもあったので、これは別の記事でまとめてみようと思います。

糖質についての、正しい知識を身につけたうえで、健康にも病気の改善にも

たんぱく質を最優先で取るべき

と展開していきます。

接種すべきたんぱく質について

食生活の中で、栄養失調で「糖質依存症」が引き起こされているという指摘がされ、「肉や魚をしっかり食べる!」必要があるとされています。
「健康に野菜がいい!」っていうのも、実は植物性たんぱく質は、肉・魚・卵などの動物性ものより体へ吸収されにくいそうですね。

太っている人は栄養を摂りすぎているというイメージがあるかもしれないが、これは正反対で、栄養が足りていないことがほとんどで、特にたんぱく質・鉄が不足している人が非常に多いのだそうです。

摂るべきたんぱく質の量の目安

大人体重の㎏をgにした量
体重50㎏なら50gのたんぱく質を1日に摂る
子供体重のkgをgにした時の、1.5倍を1日に摂る

めちゃくちゃわかりやすいですね!
今うちの長男(8歳)が35㎏なので、35×1.5=52.5「g」のたんぱく質が1日の目安ってことですね。

まとめと、次回に向けて

いかがでしたか。
ちなみに僕はこの本から、ラカント、今調理に使っている糖分である「エリスリトール」のことを知りました。

ラカントは、砂糖と同じ甘みがありながら、体内で代謝されないでその90%以上が排出される、なので血糖値に影響を与えない

そして、日常の食事で不足しがちな栄養素をサプリメントで摂取する案も書かれていました。
とても参考になったのは次の2つです。

マグネシウム疲労時や、足がつるときは不足のサインで、サプリで採るのも1つの方法
ガンマオリザノール米ぬかの脂質に含まれている成分で、認知症・動脈硬化・脳軟化症の治療薬としても使われる。高脂血症・更年期障害・うつの改善にも

糖質に関して正しい知識を身につけて、できるだけ動物性たんぱく質を摂る。

これはこの本から学んで、それ以来食生活のポイントに据えていることです。

次回は、サンマーク出版「血流がすべてを解決する」(堀江昭佳著)の要約的感想をまとめてみたいと思います。

この記事を書いた人
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京都市出身、現在は東京都江東区に住まい、妻と一緒に小学生&保育園の二人の子育て中。両親の介護で京都との二拠点生活です。
「野菜作りを楽しむ」をコンセプトにした家庭菜園や農体験の運営を仕事として10年やってきました。今は独立して様々な情報発信などのお仕事と、不動産の管理などをしています。

2023年11月14日

Posted by m3firm