【コロナ禍の帰省】緊急事態宣言下、東京から車で京都へ。新東名ルートでドアtoドアの移動体験 #748【介護日記#006】
2020年6月1日、久しぶりに京都の実家へ帰省しました。
関西での仕事も絡めて、2泊の短い滞在です。
当時は新型コロナウイルスの感染拡大により、緊急事態宣言が続いていた時期。
「3密」を避けるのが最優先事項で、なるべく人との接触を控える必要がありました。
移動手段は車。新幹線はあえて避ける選択
通常なら新幹線での移動を選ぶところですが、約2時間以上同じ密閉空間にいるのはリスクがあると判断。
当時の新幹線も一応は運行していましたが、感染予防の観点から今回は選びませんでした。
代わりに選んだのが「車での帰省」。
感染を免れている高齢の両親に何かあってはならないと思い、できる限り“ドアtoドア”で人との接触を避ける形をとりました。
東京から京都までの車移動ルートを検討
東京から京都まで車で帰省するのは初めてのこと。
「どれだけ時間がかかるのか?」「体力的に大丈夫なのか?」と、事前に調べることは山ほどありました。
当時、仕事で軽ワゴンを使っていたこともあり、車の手配は問題なし。
関東・関西をよく行き来していた会社の先輩にも相談して、3つのルートが候補に上がりました。
- 東名高速道路
- 新東名高速道路
- 中央自動車道
先輩曰く、「最短で行くなら新東名。次に東名。景色を楽しみたいなら中央道」だそうです。
新東名は比較的新しい高速道路で、トンネル区間が多いため景色は楽しめないけれど、その分スピードは出しやすいとのこと。
最終的に、効率を重視して「新東名ルート」を選びました。
具体的には、東京 → 東名高速 → 新東名 → 伊勢湾岸道 → 新名神 → 名神高速、というルートです。
早朝5時に東京を出発、渋滞回避を狙う
出発は早朝5時。
首都高や東名高速の通勤ラッシュに巻き込まれないよう、御殿場付近を朝のピーク前に通過する計画です。
途中3回ほど休憩と仮眠をとりながら、無事に京都に到着。
長時間の運転はやはり体力を使いましたが、移動中の人との接触を最小限に抑えることができたのは安心材料でした。
大津を過ぎて京都東インターへ。見慣れた景色に感慨
大津を過ぎて、京都東インターに差しかかったとき、何とも言えない感動がありました。
慣れ親しんだ景色が、コロナ禍での不安や緊張と混ざり合い、より一層愛おしく思えたのを今でも覚えています。
実家に到着したとき、特に父は複雑な表情をしていました。
緊急事態宣言の中、6~7時間かけて車で帰ってきた息子を心配しながらも、久しぶりの再会を嬉しそうに迎えてくれたその顔が忘れられません。
このような形で、**「コロナ禍の帰省体験」や「東京から京都までの車移動ルート」**を検討している方の参考になれば嬉しいです。
安心・安全な移動を考える際の一例として、この記事が誰かのヒントになれば幸いです。
↓ちなみに後日中央道ルートで京都へ向かった際の車載動画
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