#047 あと1週間で10月。家庭菜園で9月中にやっておきたい6つの作業

m3-f blogブログです。
あと1週間で10月に突入。先週の台風のあとは、穏やかな日が続いています。

この記事はこんな方に☆

・家庭菜園をこれから始めようと思っている又は始めたばかりの方
・家庭菜園で9月にする作業を確認したい方
・さつまいも、じゃがいもを栽培して9月を迎えた方

9月中にやっておきたい家庭菜園6つの作業

25度前後の気温が日中続く季節はもうすぐ終わり。
10月になると、本格的に秋の気候に変化していきます。今、準備をすべきこと。

9月のうちにやっておきたい家庭菜園6つの作業を書き出してみました。

①サツマイモのつる返し

さつまいもは秋口、つるを返しても返しても、秋の太陽に向かって元気に育って大きくなってきます。

つるの節間から出た根が地中に入り、肥大していく「不定根」になりますが、これは収穫できるほどの芋の大きさにはならない。この不定根を切って、つるをひっくり返して畝の上にあげる作業です。

②防虫ネットで物理的に虫対策

人にとって快適で、野菜も育ちやすい気温、、ということは、虫にとっても心地よい、ということです。
チョウチョがまだ柔らかい葉に卵を産んで幼虫が食害する、という物理的に防げるものは防虫ネットで対策をしておきましょう。

幼虫が出てきてしまったら、それを処理したり、次の虫対策にスプレーで予防したりと面倒な作業が増えてしまいます。

8月末の植え付けごろからしっかり防虫ネットの中にある野菜たちは、食害もなくぐんぐん成長しているはずです。

③夏野菜が復活して収穫が再度できるのでその心づもりを

前の記事でも書いていましたが、面積に余裕があって夏野菜が残っている方にとっては、生育適温になって、再びの収穫適期が訪れています。
秋冬野菜の手入れ作業だけ、、と思って菜園に来たら思いもかけない大収穫!ということもあるので、持ち物や時間に、心づもりをしておきましょう。

↑ししとうや万願寺とうがらしをついつい収穫サボってしまった、家庭菜園あるある。
※これでも十分に美味しくいただけます。

↓夏野菜の支柱への誘引は麻ひもで。

④じゃがいも栽培で大事な芽かき・土寄せ

8月後半~9月頭に種芋を植えた場合、芽を出しているはずです。
多いものだと6~7本の芽を出しているので、これを、一気に「2~3本」に芽かきしておきましょう。

ついつい、次の時に、、って後回しにしがちなので、気づいたときにさっさとやっておきましょう。

芽を2本に。すっきりと!

⑤年内に収穫する根菜野菜の種まきラストチャンス

今回、僕は(9月22日)にこの3種類の野菜の種まきをしました。

・ミニニンジン(ベビーキャロット)
・亀戸ダイコン(江戸東京野菜)
・金町コカブ(江戸東京野菜)

たまたま伝統野菜になったのですが、それにこだわったのではなくて、キーワードは「根菜野菜」「年内収穫」です。
今から育て始めて冬の、年内に収穫する
という意味では、葉物野菜はもう少し後でも大丈夫だったりしますが、根ものの野菜だと今がラストチャンス。

しかも、気温が下がってくるこれから、同じ野菜でも時間のかかる標準的なニンジン・ダイコン・カブだと年内収穫が難しくなってきます。
この3種は、いずれもミニタイプの野菜たち。ダイコンとカブは伝統野菜、、の括りですが比較的栽培は簡単です。

種まきしてすかさず防虫ネットトンネルの中。このまま、発芽~成長を待ちましょう。

⑥わずかな希望に賭けて、苗植えもラストチャンス

ホームセンターやネットショッピングでは、まだキャベツ・カリフラワーなどの苗は売ってると思います。
多くは「春~」になってると思いますが、さすがに雨の水だけでは難しくもなってきますが、これからの日中の気温と管理次第では、上手くいけば年内に収穫を目指せる、、かもしれません。

9号ポットに入った小さな苗だと難しいので、できるだけ大きなポット苗を準備しましょう。

ただ、こればかりは気候次第。
8月後半から9月初旬に植え付けてしっかり根付いた苗とはどうしても成長の差ができてしまいます。
それでも、もし年内に収穫できなかったとしても来春に向けてチャンスがあるので、植えて根づかせておくのは良いことだと思います。

ちなみに僕はネット通販で苗を購入するときは、こちらをよく利用させていただいています。

まとめ

10月を迎える前にやっておきたい作業、ということで書いてみましたが、もちろん、育ててる野菜や栽培状況、「育てたい」野菜などによって多様なやるべき作業はあるかと思いますのでほんの一例として。

僕が良く考えるのは、「やるべき~」という義務感になっちゃうのじゃなく、特にこれから来る10月の秋のシーズンは菜園時間がとても心地よく楽しい季節でもあるので、

10月の菜園時間をより楽しむために、やれることは先にしてしまおう

という視点で先々向き合うようにしています。

結果としてたくさん収穫できたり、冬に向けて順調に育っていく、ということになると嬉しいですよね。

この記事を書いた人
m3firm運営者

m3-f blogを運営しています。
京都市出身、現在は東京都江東区に住まい、妻と一緒に小学生&保育園の二人の子育て中。両親の介護で京都との二拠点生活です。
「野菜作りを楽しむ」をコンセプトにした家庭菜園や農体験の運営を仕事として10年やってきました。今は独立して様々な情報発信などのお仕事と、不動産の管理などをしています。

2023年11月5日

Posted by m3firm